【S33シングル最終762位】続々・嫁と勝利のシシ神様と真紅眼白竜

◆はじめに◆

今期は最終762位と前期に比べると全然振るわなかったのですが、最終日に私のレシラムゼルネ構築の最高記録である19チャレまではいけたことと、シリーズが最後だったことがあり記念に構築記事という名の思い出を書いておこうと思います。

基本的にS30S31の時に書いた記事の構築ベースなので、気になった方はそちらも合わせてご覧下さい。

◆使用構築◆

◆コンセプト◆

▸ザシアン、黒バドがいる構築に対しては特殊レシラムで初手ダイマ→晴らす→エースバーンと繋げて炎技で集中攻撃、それ以外の禁伝2体採用の場合はエーフィで壁展開をしてゼルネアスで積んで殴りたい。

◆構築経緯◆

S31で使っていた並びである【エーフィ・ゼルネアス・レシラム・エアームド・ハピナス・メタモン】に一定の手ごたえを感じていたため、欠点を改良することを目指した。

▸改良するにあたって、ずっと気になっていたのがハピナスメタモンの枠だったため、より構築にふさわしいポケモンを探した。

メタモン黒バドザシメタ枠だったのだが、一生同速負けしていたので安定しなかった。そのため代わりにカウンターふいうちエースバーンを採用したところ、黒バドザシに勝ちやすく潰しも利く枠になった。

ハピナスカイオーガメタ枠だがずっとしっくり来ていなかったため、カイオーガに強いポケモン(ガマゲロゲ、トリトドン、エレザード、ラッキー)を一通り試した。
最終日に貯水ランターンを教えてもらい、対カイオーガで使ってみたところほぼ全勝できたため一晩使い倒した。

【エーフィ・ゼルネアス・レシラム・エアームド・ランターン・エースバーン】で構築が完成。

◆個別紹介◆

エーフィ@ひかりのねんど
臆病 マジックミラー
163(180)-x-80-176(76)-115-162(252)
サイコショック/あくび/リフレクター/ひかりのかべ

H:眼鏡ムゲンダイナのヘドロウェーブ最高乱数以外耐え
S:最速
C:余り

前々期と同じ調整のエーフィ。嫁枠なのでかなり無理矢理使っている。
他の壁要員との差別化等、詳しい考察は以下の記事のエーフィの項目で。
【S31シングル最終305位】続・嫁と勝利のシシ神様と真紅眼白竜

あくびは相変わらず強かったが、今シーズンは壁対策(かわらわり等)がされていることが多いように感じ、かわら持ちの警戒は必須だった。
シーズン終盤で何故かマジックミラーが忘れられていることが多く、数々の補助技を跳ね返し悲しい気持ちになった。

禁伝環境だったが繰り出せる時は頑張ってくれた。私のモチベを上げてくれる存在なので一緒に戦えてるのが幸せ。

ゼルネアス@パワフルハーブ
臆病 フェアリーオーラ
205(28)-x-115-180(228)-118-166(252)
ジオコントロール/かみなり/みがわり/ドレインキッス

H:みがわりをちきゅうなげで壊されないよう205
S:最速
C:余り(できるだけ多く)

正義の最速ゼルネアス。
ウーラオスやミミッキュを素で抜けているのは精神衛生上とても良かった。
構築で重めなゼルネミラーにも強く出ることができたので、この構築で使うなら速めの方が良いのだと思う。

エーフィからの壁展開で雑に強いポケモンになる。
ジオコンは必須として、かみなりは対ホウオウや対鋼タイプ、みがわりは飛んでくることが多い麻痺対策で採用。ドレキはゼルネを使う上でとても重要な技で、これがあるだけで場持ちがとても良くなるので採用。
ムンフォを採用していないのはメタモン対策のためだが、意外とドレキ(ダイフェアリー)だけでなんとかなることは多い。

禁伝を使えるようになってからは大体一緒にいた禁伝だったので大好きになった。特に角の華やかさと背中からお尻にかけての曲線がキレイで好き。

レシラム@とつげきチョッキ
控え目 ターボブレイズ
195(156)-x-121(4)-216(212)-141(4)-127(132)
あおいほのお/りゅうのはどう/ストーンエッジ/ソーラービーム

S:準速74族(ガマゲロゲ)抜き
HC:余りを振り分け

いつもの特殊色レシラム様。
出す時は9割初手ダイマしてもらう。
特殊レシラムなのであおいほのおは確定として、りゅうせいぐんではなくりゅうのはどうなのはメタモン意識、ソーラービームは草4倍勢やカイオーガ意識、ストーンエッジはホウオウピンポイント意識。

チョッキを持つことで初手の黒バドやカイオーガに強めに出ることができる。
ゼルネアスを採用しているので初手にザシアンが来ることがとても多く、初手ダイマが安定することが多かった。
レシラムはチョッキのイメージがあるためか、メタモンがコピーしてくる際はほぼストーンエッジを選んでくれるのが面白かった(ホウオウメタ専用技なので撃たれても弱くて助かる)。

エースバーンと組んでもらうことが多かったため、1ターン目はダイドラグーン、2ターン目でダイバーンを押して晴れターンを延ばす選択肢を取ることが多かった。特に黒バドザシアンに対しては有効な戦術になるので、ダイバーンを押すタイミングには気をつけていた。

シリーズ後半からはずっと使っていたので、今ではすっかり推しポケになった(実は使う前までゼクロム派だった)。色レシラム綺麗でうっとりしちゃうよね……。

エアームド@アッキの実
腕白 がんじょう
172(252)-100-211(252)-x-90-91(4)
ボディプレス/てっぺき/がんせきふうじ/はねやすめ

HB:物理受けなので特化

この構築の縁の下の力持ち。
ゼルネ・レシラムがそれぞれ苦手なザシアンやネクロズマ、ランドロス、バンギラス、ドリュウズ等、物理技が強力なポケモン相手に繰り出しててっぺき詰ませるのが役目。

てっぺきボディプレはねやすめまでは物理対策で確定採用。黒バドザシアンを相手にする時、黒バドに引かれたら何もできないのが気になりがんせきふうじを入れてみたが諸説。ジガルデの相手をしやすくなるふきとばしで良いような気もする。

ザシアン受けをしてもらうのだが、ワイボ読みではね→アッキ発動から入るか剣舞読みでてっぺきから入るか悩ましいことも多い。
一度この枠をサンダーに変更してみたことがあるのだが、てっぺきガン積みからのボディプレスの快感が忘れられず戻ってきてしまった。

視聴者さんに相棒枠だと思われていてちょっと笑ってしまったことがある。

ランターン@オボンの実
穏やか ちょすい
223(180)-x-78-106(76)-140(252)-87
かみなり/ねっとう/でんじは/ボルトチェンジ

D:カイオーガ意識で極振り
C:耐久無振りチョッキカイオーガをかみなりで乱数3発
H:余り

最終日前日にTwitterのフォロワーのルルさん(レシラムゼルネ使い)から教えていただいたカイオーガ対策枠。
ルルさんの構築記事はこちら↓
【SWSH】小雪レシゼルネfinale【最終944位 R1809】

教えて頂いた型はチョッキだったが、レシラムがチョッキを持っているのでオボンで代用した。
この枠はカイオーガ対策枠で、今期はヌオー、トリトドン、エレザードと試してきたがどれも一長一短で勝率がイマイチ芳しくなかった。

そんな時に教えていただいたのが貯水ランターンだった。試してみると確かにどの型のカイオーガにも強かった。

前述のポケモン達では冷凍ビームが一貫しており、どのポケモンも耐久ベースなので試行回数を増やされて氷付けにされることもあったが、ランターンは氷技が半減なので瞑想オーガ以外には冷Bを押されることがなく、事故がなくなった。
代わりにかみなりを連打されることが増えるが、ランターンは電気タイプなのでかみなりによる麻痺を引くことがなく麻痺耐性があるのは安心できた。

技は対オーガのメインウェポンになるかみなりは確定、オーガの後ろのポケモンに引かれることも多いのでボルトチェンジを採用、チョッキではないので潰しの効くでんじはを採用。水技はねっとうとなみのりのどちらが良いのか試す時間がなかったが、でんじはを入れるならなみのりで良かったと思う。

雨のおかげでこちら側がかみなりを連打することができるので、瞑想オーガにも強く出ることができ、拾える試合がぐんと増えた。ランターンが入ることでこの構築は完成されたと思う。

エースバーン@きあいのタスキ
陽気 リベロ
156(4)-168(252)-95-x-95-188(252)
かえんボール/とびひざげり/カウンター/ふいうち

A:火力が欲しいので極振り
S:遅いザシアンを抜きたい願望で最速

実はS32からこの枠にいるウサギちゃん。
レシラムのダイバーンで晴らしてからのエスバでかえんボールで炎技集中という流れで様々なポケモンを葬ってきた。黒バドザシアンやイベザシに対して晴れかえんボールが安定択になることが多かった。

技はかえんボールは確定として、バンギや炎タイプ等に通るとびひざげりも採用。カウンターはザシアンや、やや重めなゼクロム意識で採用、ふいうちは黒バド意識で採用。

この枠は黒バドザシに対して繰り出したい枠で、ミミッキュ、メタモンと使ってきたが、エースバーンが一番安定するように思った。
黒バドザシに対してはエスバの晴れ火炎ボール(カウンター)&ふいうちという技構成が一番勝率が良かったように思う。

黒バドは簡単にふいうちを通してくれないので、黒バド対面は一旦裏のポケモンに通る技を押すのが正解。なので黒バド相手に膝を撃つこともしばしばあったし、それで失敗したことはなかった。

また、ザシアン対面でカウンター読みでせっかから入られることはなかったので、カウンターは臆せず押して良さそうだった。

◆選出傾向◆

VS黒バド&ザシアン
→初手レシラム、エアームド、エースバーン(確定)

VSカイオーガ&ザシアン
→初手レシラム、ランターン、エアームド(確定)

VSイベルタル&ザシアン
→初手レシラム、エアームド、エースバーン

VSザシアンや黒バド、カイオーガ(スカーフ)等の素早い禁伝がいない構築
→初手エーフィ、ゼルネアス、レシラム or エアームド or エースバーン

VSオーロンゲ&日食ネクロズマ&ゼルネアス
→初手ゼルネアスでジオコン、エアームド、エースバーン

◆苦手なポケモン◆

▸ホウオウ
苦手。レシラムのダイロック(エッジ)をどう当てるか考えるゲームになる。
もしかしたらランターンを絡めた面白い戦術があるかもしれないが、最終日に試す時間はなかった。

▸白バドレックス(+トリルミミッキュ)
炎技集中で勝てるかと思いきや上手くいかないことが多かった。
白バド固すぎて泣ける。

▸ヒードラン
相変わらずどうしようもない。エスバの膝をいかに当てるゲームになるが基本的に辛い。
でもヒードラン自体環境にいないので切っていた。

◆結果◆

TNマキノ 最終762位(R1817)
最高はR189Xだったので19上がれなかったのはとっても悔しい!!
悔しすぎて一週間くらい引きずってしまった!!強くなりたい!!!

◆雑感◆

構築の並びとしてはとても個性を出すことができ、全体的に可愛い(かっこいい)ポケモンを並べることができたのはとても満足しています。これで19達成できていれば何も言う事はなかったのですが……。

私が追い求めてきたレシラムゼルネの構築(マキノパ)はこれが結論なのかなと思っています。
もっと早くランターンに気付いていればもうちょっと上にいけたかもしれないと思うと悔しいです。

禁伝2体環境は7ヶ月もあり、初めこそ嫌だ嫌だと言っていましたが、レシラムと出会うことができたり、エーフィもギリギリ使うことができたりと嬉しいこともいっぱいありました。

他の構築も試してみましたが、やっぱりビジュアルが好きなレシラムゼルネを極めるのが一番楽しかったです。

◆リンク◆

YouTube
 Vtuberなので良かったら配信見に来てね(๑`・ᴗ・´๑)

Twitter
 Twitterにはだいたいいつもいます٩( ‘ω’ )و