SVバトルメモリーズ(バトメモ)で記録を取るすゝめ

ポケモン配信をメインに活動しているVtuberの紫代マキノです。
今回はバトメモというポケモン対戦に特化したアプリについて書こうと思います。

バトメモって何?

正式名称「SV バトルメモリーズ」というスマホアプリです。

パモさんが作っています。Xのリンク→【@pamo3nanoda】

アプリのダウンロード画面の説明曰く、

「ダメージ計算、パーティ管理、対戦記録、戦績分析、サムネ画像生成、選出アドバイス、種族値クイズなど、初心者でも大丈夫、5分で簡単スタート!」

とのことです。

▸よくばり計算

最大の売りは、選出したポケモンの技4つ×相手の6匹に対するダメージを一瞬で計算してくれる「よくばり計算」だと思います。
一目でおおよそのダメージ割合を見ることができます。

ダメ感が一瞬で養われてとても便利。

私は精密な計算は別のアプリが慣れているのでそちらを使ってしまうのですが、一目でおおよそのダメージ量が分かるのは嬉しいです。

▸パーティ管理

あらかじめパーティを登録しておくことで、ダメージ計算や対戦記録が簡単になります。勝率も表示してくれます。

単純に調整のメモの役割としても便利。

▸対戦記録(バトルメモ)

私はこの機能を一番使いました。

相手の名前や順位、相手のポケモン、自分と相手の選出、テラスタイプ、対戦後にひとこと、MVP、勝敗等をメモできます。

相手の名前をメモすることで再戦に気付いたり、選出をメモしておくことで出しやすいポケモン、出てきやすいポケモンの傾向を知ることができます。
また対戦後に自由にコメントも記録できるので、どんな試合だったか思い出すのに便利です。

相手の選出をメモするのは時間が足りなさそうで面倒、と思っていたのですが、特に上位だと最近選んだポケモンの欄から選べることが多く、アイコンタップで即記録できるので時間はあまりかかりません。

最終日はだんだんタップでぽんぽん記録を取るのが楽しくなって、バトメモ記録ハイになってました。

アイコンタップで相手のパーティを登録できます。

これらの記録をちゃんとノートにメモしている強者もいると思うのですが、私はメモに取っても振り返りづらいので記録を取るのが好きではありませんでした(ちゃんと記録した方がいいのは分かってます。でも面倒で……)。

でもバトメモではスマホですぐ記録ができ、アイコンで視覚的にも分かりやすく振り返られるのでとてもありがたいです。

構築の勝率もパーティ画面で表示してくれるので、勝率が7割あれば上出来だなとか、5割台だとまずいなとか構築をいじる目安になります。
私はS18最終日は勝率6割台だったので、ひたすらレート2000に向かって突っ走ってました。

対戦は好きだけどメモを取るのは億劫で気が引けている方、一回バトメモで記録を取ってみるのはいかがでしょうか。シーズン中盤あたりまでで操作に慣れておくと終盤で有効に使えるかもしれません。

とても多機能なアプリなのでもっと紹介できるところはあると思うのですが、私が使っている機能はここまでなので割愛させていただきます。

別に宣伝を頼まれたわけじゃないので許して!!


私(紫代マキノ)のYouTube
週3回くらい目安で活動してます。

【S18 最終457位(レート2007)】サーナイト始動白バド対面トリルリレー【ポケモンSVシングル】

◆はじめに◆

ポケモンのランクマばかり配信しているVtuberの紫代マキノといいます。

イラスト ピヨリリィさん

S18でレート2000を達成したので、記事に残したいと思います。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

テラスを切って不遇タイプを克服した白馬バドレックスは強さと耐久が凄まじいことになると思い、使ってみたいと思ったのが構築を組み始めたきっかけだった。

白バドはトリックルーム適正のあるS種族値でありながら、自らもトリルを張れることを評価しトリル型で運用することとした。

使う上でつららばりとタネマシンガンの連続技コンボが強いと感じ、いかさまダイス型を採用。

白バドは自らトリルを張れるが、初手から自分で張るのは少し無理があるのでトリル始動要員を探したところ、トリルに加えてアンコールを使えて自分でも殴れるサーナイトがとても使用感が良かったので白バドの相棒として採用。この構築の9割以上の初手を務めてもらうこととなる。

レギュFでトリル構築を使っていた時にアカツキガチグマをメインで使っていて使用感が良かったので、ガチグマには白バドとのダブルエースを務めてもらうことにした。

禁伝環境を遊んでいて、相手の使ってくる鉢巻ノマテラ神速カイリューがやたら強いことを身を持って感じ、自分でも使うことにした。主にコライドンやミライドン入りに投げた。

禁伝使用率1位の黒バドにはメタを入れた方が良いと思い、チョッキハッサムを採用。カウンターを入れることで物理相手にも刺せるようにした。

最後の枠はいつもなら嫁のエーフィが入っているが、この構築が受けポケモンに弱めなので最終日は試しにエーフィの代わりにゴチルゼルを入れて使用していた。選出圧力の効果があるかは微妙で受け対策のエーフィと交互に使っていたが、レート2000を達成した時のメンバーにはゴチルゼルの方が入っていたのでこの記事ではゴチルゼルを採用した時の使用感を書こうと思う。

→かなり攻め気味のトリル構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

初手サーナイトでトリックルームを張る+削りを入れるorアンコールで縛った後、白バドレックスを降臨させ相手を倒しながらAを上げ、自らでトリルを張り直して後続にも繋げながら全抜きしていくのを目標とする。

◆個別紹介◆

サーナイト@きあいのタスキ
テラスタイプ:炎

のんき トレース
169(204)-x-128(252+)-152(52)-135-90
ムーンフォース/マジカルフレイム/アンコール/トリックルーム

HB:意地ウーラオスの水流連打+アクアジェットほぼ耐え
C:H252ハッサムをマジカルフレイムで一発(87.5%)

白バドと共にこの構築の核で、ほぼ全ての初手を務めてもらった。

タスキだが、水ウーラオスの水流連打を耐えてもらわないといけないのでHB。

初手でハッサムと対面した際にマジカルフレイムで狩りたい(とんぼで逃げられたくない)のでSはVの上での下降補正に留めた(無振り70族と同速)。

ハッサムが増殖していた環境でマジフレがとにかく偉く、飛んでくるあらゆるハッサムを無警戒で葬っていった。単純にC下げ技としても優秀で、サーナイトには採用し得な技だった。

特性トレースの相殺効果のおかげでパオの攻撃をほぼ2耐えできたり、ディンルーをムンフォで2発で持っていけたりととても偉かった。

サーナイトならではの強みは、フェアリー+炎の技範囲とトリル後に技を見た上でアンコールができることである。

初手サーナイトで何をするか分からず警戒してきた相手が補助技を使ってくることも多く、トリル+アンコのコンボを決めてから削りを入れて白バドの圏内に入れるという流れも沢山決めてくれた。

テラスはマジフレの火力上げも兼ねた炎。基本的に白バドにテラスを切る構築なので、どうしてもハッサムのバレパンを耐えながら落とし切りたい時にしかテラスは切らなかった。

白馬バドレックス@いかさまダイス
テラスタイプ:水

ゆうかん じんばいったい
207(252)-238(252+)-170-x-151(4)-49 ※S個体値1
つららばり/10まんばりき/タネマシンガン/トリックルーム

H:最大且つ16n-1

自慢のいかさまダイス白バド。サナの補助後に2番手で出すことが9割。

つららばりを採用することで、タスキや身代わり、時にはノマテラマルスケを貫通しながら相手をなぎ倒していく。

ダイスを持つことでサブウェポンとしてタネマシンガンを採用できるので、つららを水で受けに来た相手に刺すことができてとても相性が良かった。

ヘイラッシャ相手にタネガンでごり押しで勝つことができたりするので、私の中では白バドにタネガンは必要不可欠なものとなっていた。

トリルは自分のために張り直しながら後続にも繋げることができる。特に裏がガチグマの場合は繋げることが重要になるのでターン管理をちゃんとする必要がある。

テラスタイプは水。コライドンの炎技やこの構築には絶対と言ってもいいくらい出てくる水ウーラオスの攻撃を無理矢理耐えることができ、素の固さに一役買った。カイオーガ相手にも切ることができて便利だった。

アカツキガチグマ@いのちのたま
テラスタイプ:毒
れいせい しんがん
219(244)-x-142(12)-205(252+)-85-51 ※S個体値0
ブラッドムーン/だいちのちから/はかいこうせん/しんくうは

H:奇数で最大且つ珠ダメ最小

第二のトリルエース。基本的にテラスは白バドに切るので、テラスなしでも破壊力を出せるよう珠で採用。

ブラッドムーン、だいちのちから、しんくうはまでは確定で、よく入れられるハイパーボイスは珠ではあまり重要な技ではない(だいちと威力が一緒)なので、はかいこうせんを入れた。

ラストでブラッドムーン→はかいこうせんと畳みかけられるととても気持ちが良かった。

白バドが物理受けに弱いため、特に相手が持久力ブリジュラスを出してきそうな場合にはセットで出すことを心掛けた。

テラスタイプは毒。ガチグマにはほぼテラスを切らないが、火力は珠で既に十分なのでノーマルよりは耐性を付けた方が有利になるかと思い毒とした。

カイリュー@こだわりハチマキ
テラスタイプ:ノーマル
いじっぱり マルチスケイル
197(244)-204(252+)-117(12)-x-120-100
しんそく/じしん/アイアンヘッド/げきりん

カイリュー枠。最終日は両刀型と鉢巻型を使ったが、最終的には鉢巻型を採用。使い方としては白バドの後に出してげきりんかしんそくでトドメを刺す。ただそれだけ。

鉢巻カイリューの強さは皆知っていると思うので今更書かなくても大丈夫なはず。

テラスはノーマル。相手の禁伝がミライドンだった場合など、白バドにテラスを切らなかった際はカイリューにテラスを切って神速でスイープしていた。

ハッサム@とつげきチョッキ
テラスタイプ:悪

いじっぱり テクニシャン
177(252)-172(52+)-120-x-126(204)-85
バレットパンチ/むしくい/はたきおとす/カウンター

HD:臆病黒バドレックスのアストラルビット2耐え(82.1%)

サイクルを回す気がないのでとんぼがえりではなく、タイプ一致メインウェポンとしてむしくいを採用した。

しかし虫技で抜群を取れる相手なんていないので、だったらダブルウイングあたりにした方がまだ無難で上振れも期待できてたかなとシーズンが終わってから思った。反省。

基本的には最後に出して黒バド相手に叩き+バレパンで〆る。カウンターで白バドや(テラスを切って)ホウオウにもワンチャン出ていける便利枠。

テラスは悪。黒バドのアスビをより確実に耐えたい時に白バドのテラスより優先させた。

ゴチルゼル@たべのこし
テラスタイプ:飛行

ずぶとい かげふみ
177(252)-x-161(252+)-115-131(4)-85
アシストパワー/テラバ―スト/めいそう/ねむる

最後まで私の嫁のエーフィと枠を取りあっていたサザエ。

受けポケモンが全体的に重めなので入れてみたが、ゴチルゼル自体は選出に圧力をかけるのが主な仕事で実際は対テラパゴスくらいにしか選出はしなかった。

テラパゴスを基本選出で見るのは不利なので、テラパゴス相手に役割を遂行できていたのは良かったんだと思う。ただ使い慣れたエーフィ以上に活躍したかと言われるとよく分からなかった。無難ではあったが……。

テラスタイプは飛行。受けルのヘイラッシャ意識だったが、最終日にゴチルゼルを使っていた時には受けルには当たらなかったので使用感はまだよく分かっていない。テラバがあること自体は(テラスを切っても切らなくても)悪に対する打点があって良かったとは思っている。

◆苦手なポケモン◆

▸持久力ブリジュラス
白バドのメインウェポンが連続技なので、交代際等でうっかり当てないように注意することが必要だった。持久力ブリジュラスがいたらガチグマを選出しなくてはならない。

▸チオンジェン
こちらにみがわりも挑発も積み技もないので耐久されて終わることがあった。テラスが水や毒ならワンチャンあったが、フェアリーあたりだと何もできず終わることもあった。ゴチルゼルの選出圧力ではなんともなかったようで困る。しかし頻出ポケモンではなかったのでほぼ切っていた。

▸ホウオウ
最後まで勝ち方がよく分からなかった。ハッサムにテラスを切ってカウンターでなんとかしようと考えたが、そう考えたらホウオウに当たらなくなってしまって有耶無耶になってしまった。ゴチルと交互に入れていたエーフィで見れた時もあったので構築自体にテコ入れが必要かもしれない。

◆選出パターン◆

一番左が初手

基本選出(迷ったらこれ)
サーナイト+白バド+ガチグマ

VS黒バド・白バド・ザシアンあたり
サーナイト+白バド+ガチグマ or ハッサム

VSコライドン
サーナイト+白バド+カイリュー

VSミライドン
サーナイト+白バド+カイリュー or ガチグマ

VSテラパゴス(他受け構築)
サーナイト+白バド+ゴチルゼル

◆結果◆

TNマキノ 最終457位(レート2007)

◆雑感◆

久々のレート2000達成嬉しいです!一ヵ月同じ白バドを使い続けて結果がちゃんと出たのが本当に嬉しく、信じて使ってきて良かったと思います。

白バドの相棒となってくれたサーナイトも、レギュFでトリル構築を使っていた時に編み出した子なのですが、レギュFでは最終的な結果は出なかったものの今回きっちり結果を出してくれたのでやったね~!といった感じです!

嫁のエーフィが2000に乗せた時の構築から外れてしまったのは悲しいですが、まだ試したい型があるので次シーズン以降ではまた活躍してくれるかもしれないです。やっぱり嫁が使えるかどうかってポケモンをやるモチベって結構変わるので、今回もゴチルゼルと交互ながらにも使ってはいたのでエーフィの存在は大きいですね。

今期は配信以外で潜っている時はパモさん印のバトメモというアプリをよく使わせてもらっていました。なのでバトメモについての記事も今度書きたいなと思っています。バトメモで相手の情報を記録していたおかげで再戦に気付いたり、このポケモン全然私の構築に出てこないな~とか考えられたので、レート2000に一役買ってくれていた説があります。

禁伝環境最初のシーズンだったからか、色んな禁伝とその仲間たちを見られたので環境が凝り固まらず対戦していて楽しかったです!やっぱり色んなポケモンが見られた方がこのゲームは楽しいですね。

◆リンク◆

YouTubeで配信をしているVtuberなのでチャンネルとTwitterのリンクを張らせて下さい!

▸YouTube

週3くらい目標で配信しています!

▸X(旧Twitter)

いつもTLは眺めているものの、ROMってることが多いです。

第7回しよマキノカップありがとうございました!

◆はじめに◆

第7回しよマキノカップ、無事終了することができました。

平日の開催にもかかわらず、205名の方に参加していただいて驚くとともにとても嬉しかったです!

私が4足歩行の動物が好き(特に馬のような骨格)という理由で開催した仲間大会でしたが、良い感じのバランス調整になっていたようで、楽しかったと沢山の方に言ってもらえて感無量でした。

◆大会概要◆

◆順位◆

気になる順位ですが、

1位 ちとせさん
2位 まろんさん
3位 だてさん

44位賞 Siuさん

という結果になりました。

入賞された方々おめでとうございます!

◆大会の記事◆

本大会の記事を書いて下さった方もいて、読んでいてにっこりしました。
各々の大会の様子を知ることができて面白かったです。ありがとうございます!

【ポケモンSV 番外編】第7回しよマキノカップ 参加してみた ~守護(まも)ってトリデプス~

【ポケモンSV 仲間大会】紫代マキノさん主催~4足歩行限定杯~最終77位【事前考察~振り返り】

◆使用率TOP9◆

◆使用パーティ◆

私は以下のようなパーティで潜ったのですが、11勝8敗で最終レート1554でした。

パーティの中でもメブキジカとゼブライカが好きなので、普段ランクマでは見られないこの2匹をなんとか活躍させてあげたかったので自分なりに考えて入れてみました。
あとのメンツは嫁+強そうだからという理由で入れました。(仲間大会なのでアバウトなのは許して下さい)

メブキジカで勝てた試合は1試合しかなかったものの、1回勝つというだけでも普段ではありえないため、めっちゃくちゃ嬉しかったです。でもダイスタネガンが威力控え目で涙目でした。

ゼブライカは先月の配信でゼブライカでマスボ級まで上げるという配信で使っていた型をそのまま持ってきたのですが、でんじはによるサポートが上手く決まっていたので今回も使えて良かったです。

このパーティのMVPは使用率も堂々1位のガチグマでした。
強いとの前評判通り、使っていても使われても強かったです。
私のガチグマは、ガチグマミラーに強くなれるゴーストテラスの最速くさわけ型でした。
予想通りミラーになることは多々あり、全員がからげんきを押してきていたので、テラスを切ってくさわけ→からげんきを通すことで勝つことができました。

嫁のエーフィは、皆さんが私の嫁ということを知っていてくれていたためか、使用率3位に入りました!
私の嫁ということを抜きにしても、この環境ではサンダース、ゼブライカ、ペルシアン、ルガルガン(昼)の次に速く、特攻の高さはトップだったので入れ特ポケモンになっていたと思います。
四足歩行ポケモンが好きという超個人的な理由で決めたルールですが、思っていた以上にエーフィが活躍できる環境になっていたので、我ながら良い縛りができたなと嬉しく思っています。

コータスはメブキジカのようりょくそ発動のためだけに入れました。
前期のランクマであくびステロの使い方がちょっと上手くなったので、コータスでもできるかなと思ったのですが、あまり刺さりませんでした。

ラウドボーンは最後に入れることが決まりました。
物理環境なので物理に強く、また特殊打点があるということを評価しました。
実際積みポケの相手をしてもらったりしたので入れて良かったです。

◆大会の配信◆

◆さいごに◆

しよマキノカップは不定期開催ですが、また面白いルールでできればなと思います。
沢山の皆様のご参加、本当にありがとうございました!