【ポケモンSV】S9シングル最終899位(レート1917)壁張って積んで殴るデカヌラオスガモス

◆はじめに◆

ポケモンのランクマばかり配信しているVtuberの紫代マキノです。

イラスト:ピヨリリィさん

自分の構築の反省をしたいと思い、構築記事を書きました。良かったらお付き合い下さい。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

シーズン序盤に前期18位の方の壁構築

【SVシングルシーズン8】壁レジエレキ入りマルチ展開【最終18位】

を使ってみたところ、剣舞ウーラオスの感触がとても良かったのでこの構築をベースにしたいと思った。

最初は雑にサーフゴーのところを残飯HBエーフィに置き換えて使っていたが、エーフィに置き換えても役割は遂行できていると思ったのでエーフィはこの型でいくことにした。

構築記事で相手のハバタクカミが重いと言われており、実際に使ってみても重かったため、構築のハバタクカミの枠をウルガモスに変更した。これによりハバカミには有利に立ち回れるようになった。

シーズン終盤、すっかりレジエレキ=壁のイメージがついている気がしており、壁に合わせて舞われたり、爆発に合わせてゴーストを出されたりすることが増えた。そのためレジエレキ以外の壁要員を探したところ、デカヌチャンが壁を張れてでんじはもできる、ついでにステロも撒けるということが分かり採用に至った。

残りのテラ草パオジアン鉢巻カイリューはそのまま続投したが、シーズン終了9時間前にカイリューの型を変更した(使い慣れているテラ飛行型にした)。

→構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

デカヌチャンで壁を張る他のサポートをした後、積みポケ(ウーラオス、ウルガモス、エーフィ)で積み、全抜きするのを目標とする。

◆個別紹介◆

※起点作成→積みポケ→その他の順に紹介します。

デカヌチャン@ひかりのねんど
テラスタイプ:水
図太い かたやぶり
192(252)-x-107(4+)-90-125-146(252)
リフレクター/ひかりのかべ/ステルスロック/でんじは

H:両壁が張れるよう極振り
S:最速以外のウーラオスあたりを抜けるよう最速

見破られにくい壁張り要員。

攻撃力の高い地面や炎タイプが相手にいない or 初手に来ない読みができれば積極的に初手を務めてもらう。
相手にそれらのポケモンがいた場合でも、2番手に控えさせてウーラオスやウルガモス、エーフィで積むというプレイングも最終日の後半ではできるようになり、それが刺さることも多々あった。

相手の初手がウーラオスなら麻痺を撒きたい、カイリューやイダイトウがいたらステロを撒きたいという理由でノーウェポンになってしまった。
それだけにできるだけノーウェポンだと悟られないように動く必要がある(積みの起点になってしまう)。

元々参考にした構築がレジエレキで壁を張る積み構築だったのだが、このレギュレーションのレジエレキ=壁というのが当たり前になっていてメタられていると感じ、別の壁要員を探した結果デカヌとなった。

初手イーユイとかち合ったらテラスを切ることもあるかなと思い最終的に水テラスにしたが、使う機会はなかった。

選出率1位。

水ウーラオス@パンチグローブ
テラスタイプ:毒
意地っ張り ふかしのこぶし
191(124)-198(236+)-120-x-80-136(148)
すいりゅうれんだ/ドレインパンチ/つるぎのまい/アクアジェット

S:サーフゴー意識で最速70族(キノガッサ)抜き
H:191調整
A:あまり(11n)

壁からの剣舞で無双できるかもしれないエース。
剣舞さえ積めてしまえはこちらのものだった。積めた時の制圧感はとても気持ちいい。

サーフゴー意識でSを最速キノガッサ抜きまで振ったが、増えていた10万ボルト持ちに関しては多分あまり役に立っていないのでSを振るならサーフゴー抜きまで振るか、いっそ最速にしてしまった方がいいと思った。

対フェアリー意識の毒テラスだったが、最終日はエスパー技が至るところから飛んできたり、ハバカミは読んでシャドボを撃ってきたり、剣舞アクジェでギリギリでハバカミが落ちなかったりしたので、水テラスにした方が良かったなとシーズンが終わってから反省した(夢中で潜っている時は中々気付けないものですね)。

カイリュー相手でも連打でゴリ押していたが、終盤はHB電磁波型が増えていて萎えていた。

有象無象には強いポケモンだったが、終盤のメタをかい潜るのは中々難しいものもあるポケモンでもあった。

選出率3位。

ウルガモス@オボンのみ
テラスタイプ:フェアリー
図太い ほのおのからだ
180(156)-x-128(252+)-155-125-133(100)
ほのおのまい/テラバースト/あさのひざし/ちょうのまい
S:準速80族(カイリュー)抜き
B:少しでも物理耐久を上げたいので特化
H:あまりで偶数(ステロでオボン発動するため)

この構築のMVP。壁蝶舞がシンプルに強い。

ウーラオス、パオジアン、カイリュー、エーフィとハバカミに隙を見せる構築のため、ウルガモスはよく刺さっていた。

テラスはカイリューとウーラオス意識でフェアリー。デカヌ、ウーラオス、ウルガモスと選出するとカイリューを倒せるのがテラフェアリーになりがち。

ただ、テラスを切ると本来有利なハッサムに弱くなってしまうので、ハッサム入り構築相手にはよく考えなくてはならない。

カイリューに抜群のテラスを考えるとハッサムに不利なタイプばかりで、いっそドラゴンにしてやろうかとか考えてしまった(しなかった)。

選出率2位。

エーフィ@たべのこし
テラスタイプ:フェアリー
図太い マジックミラー
169(228)-x-123(252+)-151(4)-116(4)-133(20)
サイコショック/マジカルシャイン/あさのひざし/めいそう

S:準速80族(カイリュー)抜き
B:少しでも物理耐久を上げたいので特化
H:残りで奇数
CD:あまり

嫁枠。今回はHB残飯瞑想型。

相手に受けの毒タイプやテツノツツミ(アンコール要員)がいたら選出を考える。全然見かけなかったが、ついでに受けループも対応してもらう。

選出したらほぼこの子にテラスを切ることになる。でないと悪技が無限に飛んでくるので辛い。

サイコショックとテラスマジシャで擬似両刀をしてもらう。

HBに振ることで物理相手でもやんわり対応できる。エーフィをHBにしても弱いのでは?とか言う人はHBハバカミが成立していることを思い出して欲しい。

吹き飛ばしもアンコールも効かない積みポケが弱いわけがないのだ。

サーフゴーでいいのでは?という声は一致サイコショックが撃てるとか、どくびしやステロを跳ね返せるとか、瞑想でDも積めるとか、努力値を割かなくてもそこそこ速いとか、マイナー故に定期的に補助技が飛んでくるとかそういう点でなんとか……。

壁+最低限の物理耐久のおかげで選出機会が過去一高かった。受けループだけでなく、毒タイプやツツミを見かけたら出せるというのは大きかった。嫁が活躍する様子がよく見れるというのはとても楽しく、モチベーションに繋がった。

選出率5位。

パオジアン@きあいのタスキ
テラスタイプ:草
意地っ張り わざわいのつるぎ
155-187(236+)-111(84)-x-85-179(188)
つららおとし/カタストロフィ/テラバースト/かみくだく

調整意図はこちらの記事を参照
ポケモンSV シングル シーズン6 パオラッシャイーユイ最終19位 – 有利対面ロクブラの法則

ヘイラッシャ入りや、デカヌが初手に出せない(火力の高い地面・炎入り)時に初手を務めてもらう。

ヘイラッシャ入りの構築には初手カタストロフィから入り、相手がヘイラッシャに交換してきたら草テラバで葬る、という戦術なのだが、シーズン中盤までは刺さっていたものの、最終日はヘイラッシャ自体が少なく、使用感はイマイチだった。

構築がイーユイに重いのでかみくだくではなく聖剣の方がいいのかな、と思っているうちにシーズンが終わってしまった。

サーフゴーを見るためのかみくだくだったが、確かにサーフゴーを見ることはできたがイーユイの方が初手でかち合うことが多かったので聖剣が正解な気がする。

選出率4位。

カイリュー@ラムのみ
テラスタイプ:飛行
意地っ張り マルチスケイル
191(196)-202(236+)-115-x-120-110(76)
テラバースト/じしん/けたぐり/アクアジェット

H:191調整
S:4振りウォッシュロトム抜き抜き抜き(遅いサーフゴー意識)
A:残り

諸説枠。

元々鉢巻カイリューがスイープ役として入っていたが、全構築にハバカミが入っている現状で鉢巻神速・逆鱗を押さなくてはならないという怖さ故に全然選出できず変更になった。

この枠はヘイラッシャをある程度見れるようにすればいいんだし、もういっそ使い慣れたラム飛行テラバ型でいいんじゃないかと9月1日の0時に投入した。

この構築はあまりカイリューを出さないので戦闘数は少なかったが、目論見通りの動きはしてくれた。ただ、鉢巻型よりは自分にとっては使いやすかったが、この型じゃない方がいいのは明白だったので反省点しかない。

この枠のカイリューはヘイラッシャとイーユイに強い型なら構築に馴染むと思う。

選出率6位。

◆選出パターン◆

基本選出
デカヌチャン+ウーラオス+ウルガモス
デカヌで壁やでんじは→ウーラオス or ウルガモスで積むスタンダードな選出。
可能ならこの選出をしたい。

火力の高い地面 or 炎タイプがいる時
パオジアン+ウーラオス+ウルガモス
もしくは
パオジアン+デカヌチャン+ウーラオス or ウルガモス
パオジアンを初手に置いてカタストロフィで様子見した後、ウーラオスやウルガモスで舞う。

受けの毒タイプやテツノツツミがいる時
デカヌチャン+エーフィ+ウーラオス or ウルガモス
デカヌで壁やでんじは→エーフィに繋いで瞑想して全抜きを狙う。

ヘイラッシャ入り
パオジアン+カイリュー+ウーラオス or ウルガモス
カタストロフィから入り、相手がヘイラッシャに交換してきたら草テラバーストをする。
ヘイラッシャが来なかった場合は裏のカイリューでヘイラッシャを突破できるように頑張る。

◆苦手なポケモン◆

イーユイ
初手に出てこられるととても辛い。
ウーラオスが有利にも見えるが、最終日は全イーユイがサイキネを持っていたので涙した。

ふきとばしディンルー
ウーラオスやウルガモスでは積む隙がないので辛い。

◆結果◆

TNマキあーじゅ 最終899位(レート1917)

◆雑感◆

最終3桁は死守できたので自分の中の最低限の目標はクリアできたのですが、もう一度レート2000を達成したいという気持ちも大きいのでちょっと残念です。

でもエーフィをこんなに使える(毒タイプやツツミがいれば選出を検討できる)構築は組めたことがなかったので、記事に残しておこうと思い今回書き残させていただいた次第です。

いつもエーフィには受けループを任せていましたが、今期は物凄く減っていたので今の型に辿り着かなければ役割がなくなるところだったので危なかったです。おかげで私はまだポケモンを続けられそうです。

記事を書いていて反省点が沢山出てきたので、これを機にもっと強くなりたいと思います!

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【ポケモンSV】S8シングル最終824位(レート1935)使い慣れたポケモンを使うすゝめ

◆はじめに◆

ポケモンのランクマばかり配信しているVtuberの紫代マキノといいます。

S8で最終3桁で終われましたので、構築記事を残したいと思います。

記事にまとめることで己の思考力を成長させるために書いている節があるのですが、良かったらお付き合いください。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

最終日までしっくり来る構築を作ることができなかった(10000位前後をうろうろしていた)ため、レギュD要素は捨て、思い切って過去に使って一定の結果を出している飛行テラバカイリュー+呪いミミッキュの並びを使うことにした。

カイリューとミミッキュで対面的に相手を処理した後、スイープできる要員としてパオジアンを採用。

飛行テラバカイリューを先発運用するにあたって嫌なのが相手の先発パオジアンやウォッシュロトムなので、それらに有利に出れそうな鬼火蝶舞ギガドレインウルガモスを採用。

ここまでで飛行の一貫ができており、ボルトロスやランドロス等の飛行テラバ持ちに不利を取られがちだったため、対策としてウォッシュロトムを採用。

嫁枠のエーフィは今期も受けループ対策要員で採用。

エーフィ、カイリュー、ミミッキュ、パオジアン、ウルガモス、ウォッシュロトムで構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

カイリューの初手飛行テラバで火力を押し付け1~1.5体程度瀕死にし、ミミッキュで2体目を処理 or 呪い、パオジアンで締めるのを目標とする。

初手カイリューが不利を取りそうで選出できない場合はウルガモス or ロトムを先発にし、ミミッキュ+パオジアンで締めることを目指す。

◆個別紹介◆

エーフィ@こだわりスカーフ
テラスタイプ:フェアリー
控えめ マジックミラー
163(180)-x-80-194(252+)-115-140(76)
サイコキネシス/マジカルシャイン/サイコショック/トリック

C:特化
S:準速87族抜き
H:残りぶっぱ

受けループ殺しエーフィ。嫁。

Sをかなり落とし、火力とHPに裂いた。スカーフは押し付けること前提で持っている。

特性とサイキネとサイコショックを使い分けることで受けルに強く出れる。

完全対受けル専用個体なので受けル以外に出してはいけない。

最終日3回受けルに当たったので出番はあったしそこでは活躍してくれた。

選出率6位。

カイリュー@ラムのみ
テラスタイプ:飛行
意地っ張り マルチスケイル
191(196)-202(236+)-115-x-120-110(76)
テラバースト/じしん/けたぐり/アクアジェット

H:191調整
S:4振りウォッシュロトム抜き抜き(遅いサーフゴー意識)
A:残りぶっぱ

視聴者さんにはおなじみ飛行テラバカイリュー。

最終日前日まで竜舞ノマテラカイリューが強いと色んなところで見かけていたので使おうと努力したが、私には上手くいかず最終日は飛行テラバに回帰した。

相変わらず飛行の通りは良いので安心して対面できる。

偉いのはけたぐりで、ガチグマをけたぐり→アクジェでほぼ何もせず飛ばすことができるのでガチグマ相手にはイージーウィンできた。

アクジェとしんそくは一長一短だが、裏にミミッキュを控えさせるのであればアクジェの方が有用に働くことが多いと考えている。(相手のハバカミをアクジェ→かげうちで縛れるため)

選出率3位。

ミミッキュ@いのちのたま
テラスタイプ:草
意地っ張り ばけのかわ
131(4)-156(252+)-100-x-125-148(252)
じゃれつく/ウッドハンマー/のろい/かげうち

AS準速

呪いミミッキュレギュD版。

ガチグマ意識でウッドハンマーの採用……だったのだが、ツツミに刺さったり水ウーラオスに刺さったり用途外の使い方の方が多かった。

今期の呪いミミッキュはウッドハンマーの枠がドレインパンチ(対ヒードラン)、シャドークロー(対サーフゴー)と選択だと思うのだが、どれを使っても一長一短で突出して強い技があるわけではない印象だった。

どうせウーラオスには抜かれるから最速にしなくていいか、と諦めて準速にしたのにこちらの方が速いことが多くてちょっと苦笑いしたりもした。

選出率2位。

パオジアン@きあいのタスキ
テラスタイプ:ゴースト
陽気 わざわいのつるぎ
155-172(252)-101(4)-x-85-205(252+)
つららおとし/かみくだく/せいなるつるぎ/こおりのつぶて

AS最速

どう考えても使い得ポケモンだと思っているので優先的に構築に組み込んだ。

初手にはあまり出さず、最後のスイーパーを任せていた(カイリュー、ウルガモス、ミトムのどれかを優先的に初手に投げたいことが多いため)。

レギュDはステロ撒きが少ない印象で、いたとしてもディンルーな場合がかなり多かったように思う。

ディンルーにはロトムを初手に合わせるとトリック読みをされてカタストロフィから入られるので、ステロを撒く隙を与えずタスキが潰されない。そのため襷スイーパーが安定していた。

ふいうち択が嫌いすぎるのでかみくだく+つぶての採用。

ヒスイヌメルゴン、ノマテラカイリュー、ヒードランあたりによく刺さるのでせいなるつるぎも外せなかった。

唯一気になったのは水ウーラオスに碌な打点がない点。かみくだくoutでサイコファングを仕込もうかと思ったが採用に至るまで対戦回数を重ねられなかった。

選出率1位

ウルガモス@オボンのみ
テラスタイプ:くさ
ずぶとい ほのおのからだ
174(110)-x-128(252+)-156(4)-126(4)-138(140)
ほのおのまい/ギガドレイン/ちょうのまい/おにび

S:1舞で136族(テツノツツミ)抜き
B:パオジアンやウーラオス意識で特化
H:残りで偶数(オボン発動調整)
CD:あまり

パオジアンがいると初手カイリューが安定しないのでどうしたものかと考えながらボックスを見ていたら目が合った。

パオジアン相手に初手に出して蝶舞→鬼火をするのを目論んだが、その通りにいくこともあれば裏からヘイラッシャが出てきて草テラスギガドレが刺さったりすることもあり使い心地は良かった。

水ウーラオス対面でもテラスを切ればカモれて偉い。特性でやけども期待できる。

あさのひざしがないため体力管理がとてもシビアなのでギガドレ+オボンで上手くやりくりすることが大事。

選出率5位。

ウォッシュロトム@こだわりメガネ
テラスタイプ:鋼
控えめ ふゆう
157(252)-x-127-172(252+)-127-107(4)
ハイドロポンプ/ほうでん/トリック/ボルトチェンジ

HCぶっぱ

飛行テラバ(ランドロス、ボルトロス、カイリュー)とオオニューラのねこだましアクロバットが辛いと嘆いていたら視聴者さんにミトムを勧めてもらったのでピンときて採用。

ボックスにいた子の技だけ変えて朝まで使い続けたが、絶対ちゃんと良い調整があるはず。良い調整候補を考えつくまで至らなかった。

相手にディンルーがいるとほぼ確実にディンルーから投げられるので合わせて初手に投げ、メガネトリックをしてカタストロフィを撃つポケモンになってもらうよう対処していた。

下手に初手カイリューでテラバぶっぱするよりミトムでドロポンorほうでん連打している方が刺さることも結構あったので、もうちょっと戦略を煮詰められたら強くなれそうな気がする。

選出率4位。

◆選出パターン◆

▸基本選出
先発カイリュー + ミミッキュ + パオジアン
カイリューで殴る→ミミッキュで処理・削り・呪い→スイーパー出勤の基本ルート。

▸相手に初手飛行テラバをしてきそうなポケモンやディンルーがいる場合
先発ロトム + ミミッキュ + パオジアン
ロトムで攻撃 or メガネトリックから入る。

▸相手が先発パオジアンと思われる場合
先発ウルガモス + ミミッキュ + パオジアン
ウルガモスで蝶舞鬼火から入る。

▸対受けループ
先発ロトム + エーフィ + カイリュー or パオジアン
ロトムでボルチェンしてエーフィに繋ぐ。
相手の初手はステロ or どくびしが多いのでエーフィで跳ね返してアドを取る。

◆苦手なポケモン◆

▸バサギリ
ただでさえステロが痛いのに岩タイプの攻撃も受けるのが辛すぎた。
最終日にはあまり見かけなかったので特別対策はしなかったが、バサギリが多かったらこの構築は成立していない。

▸でんじはHBサーフゴー
ラムを盾にカイリューの地震で処理できないときつい。こいつのせいでミミッキュにシャドクロを入れるべきか悩んだ。

▸毒テラスビルドウーラオス
単純に硬すぎて嫌だった。

◆結果◆

TNマキノ 最終824位(レート1935)

◆雑感◆

最終日前日に10000位だった時はどうしたものかと思いましたが、使い慣れたポケモンを招集することで新しいレギュレーションでも3桁は達成できるということが分かり自己肯定感を保つことができました。

土壇場でも組み合わせられるくらいポケモンを使い慣れることが大事なのかもと思い、そのためには色んなポケモンを日々使ってみることが大事なんだろうなと思いました。

構築が上手く組めているかはひとまず置いておいて、ポケモン自体の使い方を理解しているかは後に響いてくるということを身をもって知った次第です。

この構築はエーフィ、カイリュー、ミミッキュ、パオジアンまではすぐ組めたのですが、その後の思いつきで入れたウルガモスが予想以上に活躍してくれ、最後に入れたロトムも使ってて爽快なくらい役割を果たしてくれたので最終日は楽しかったです。

もうちょっと早くこの構築を組めてたらなと思いますが、火事場の馬鹿力じゃないですが追い詰められて覚醒する力みたいなものも人間にはあると思うので仕方ないのかな、なんて。

構築記事は書くことで勉強になると思うので今回書かせていただきました。次はもっと高レートで構築を紹介できるように頑張ります!

◆リンク◆

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週2~3くらい目標でランクマの配信をやっています。ランクマ楽しい~!

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いつもTL眺めています!( ◜◡◝ )

【ポケモンSV】S6シングル最終710位(レート1916)初手テラス対面構築~いつメンと金魚と猿~

◆はじめに◆

こんばんは!

ポケモンのランクマばかり配信しているVtuberの紫代マキノといいます。

S6で最終3桁で終われましたので、構築記事を書きたいと思います。

この記事を書き残すことで、来月に向けてのステップアップを狙っていきたいと思っています…!

良かったらお付き合いください。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

S5はランクマを休んでおり、S6になって色々な構築を試したものの全然上手くいかず、結果として自分のS4の構築を多少いじればまだ通用しそうだと最終日3日前に気付いたため、S4の構築を改造することにした。

【ポケモンSV】S4シングル最終レート2017(383位)総大将と可愛い仲間達の初手テラス構築

4災が軒並み悪タイプであることと、その対策の格闘タイプの攻撃技が多く飛んでくる懸念からドドゲザンは解雇することとした(好きなんだけど、ほんとごめん)。

カイリューは格闘技(けたぐり)を仕込めば4災にも対応できると思ったため、しんそくを抜いたけたぐり採用カイリューを使うこととした。

ミミッキュテツノツツミは相性が良い(のろい→みがわりコンボが現環境でも強い)ので続投。

加えてカイリューと相性の悪いポケモン(水ロトム、アーマーガア、セグレイブ、キョジオーンなど)を軒並み対策できそうなスカーフイーユイを新たに採用。

嫁のエーフィも受けループ対策枠として問題無いと思ったため続投。

最後にもう1つのカイリューの弱みを誤魔化せそう枠としてチョッキいのちがけコノヨザルを採用。

エーフィ、カイリュー、イーユイ、ミミッキュ、コノヨザル、テツノツツミで構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

▸カイリューの初手飛行テラバで火力を押し付け1~1.5体程度瀕死にし、ミミッキュで2体目を処理 or 呪い、残りのポケモンで締めるのを目標とする。

▸カイリューが選出できない場合はコノヨザルとイーユイを組み合わせて対処することを目指す。

◆個別紹介◆

エーフィ@こだわりメガネ
テラスタイプ:フェアリー
控えめ マジックミラー
151(84)-x-80-194(212+)-115-157(212)
サイコキネシス/マジカルシャイン/サイコショック/トリック

H:151調整(ちきゅうなげ意識)
S:最速90族抜き
C:残りぶっぱ

嫁枠の受けル(ハピラキ)殺しエーフィ。

最終日は3回出番があり、2回イージーウィンを取れた。

サイキネとショックで擬似両刀しつつトリックで詰ませることを目指す。

ハピラキは悪テラスなのでショックを見るなりテラス切ってくるから分かりやすくて可愛い(可愛くない)。

Sをもっと落として耐久に裂くべきか常に悩んでいます。
誰か受けル対策しつつエーフィの長所も潰さない良い調整あったら教えて下さい。

選出率6位。

カイリュー@ラムのみ
テラスタイプ:飛行
意地っ張り マルチスケイル
191(196)-202(236+)-115-x-120-110(76)
テラバースト/じしん/けたぐり/アクアジェット

H:191調整
S:4振りウォッシュロトム抜き抜き(サーフゴー意識)
A:残りぶっぱ

S3から愛用している初手飛行テラバカイリュー。

最速ドドゲザンが環境からいなくなったため、Sを少し落とした。

ラムのおかげで鬼火で機能停止しなかったり、ヘイラッシャやカバルドンに居座ってひたすらテラバ連打できたりして割と快適だったので、初手テラバカイリューはくちばしではなくラムが正解なのではと思い始めている。

しんそくを外してけたぐりを入れたが、これは相手にディンルーがいる場合でも臆せず選出できるようにしたため。

しんそくが無いと困るのではと危惧していたが、実際に困ったのは初手がテツノツツミ相手の時くらいだった。

初手パオジアン相手にはテラスを切ってからけたぐり→アクジェで対処していた。しんそくがチラつくせいか襷で耐えられてもふいうちを打たれたことは一度も無かった。

パオジアン対面は怯んだら降参すると割り切っていたが、最終日に怯まされたことはなかった。MVP。

選出率2位。

イーユイ@こだわりスカーフ
テラスタイプ:フェアリー
控えめ わざわいのたま
131(4)-x-104(28)-201(220+)-141(4)-152(252)
ふんえん/あくのはどう/テラバースト/オーバーヒート

HB:意地パオジアンの等倍テラバ耐え
S:準速
C:残りぶっぱ

最終日までメガネで使っていた名残でパオジアンのテラバ耐えまで振った型のまま使っていたが、最終的にスカーフにしたのであまり意味がない気がする。

Sラインを考えた調整ではない(ただの準速)なので、スカーフで使うならもっと良いSおよび耐久の調整がありそうなため、来シーズンも使うならちゃんと考えたい。

ただこのままでも役割はちゃんと遂行できていて、カイリューの苦手なポケモン(Bが固い集団)に軒並み強く出られるので使っていて楽しかった。

可愛いかどうかは永遠に審議。

選出率4位。

ミミッキュ@いのちのたま
テラスタイプ:ゴースト
陽気 ばけのかわ
131(4)-142(252)-100-x-125-148(252+)
シャドークロー/じゃれつく/のろい/かげうち

ASの最速

いつもの呪いミミッキュ。

ドドゲザン・ジバコイルが環境からいなくなったので今回はドレインパンチではなくシャドクロを採用。

相手にカイリューがいたら絶対選出する。つまりほぼ毎回出勤。

マルスケ相手へののろいの強さはS6でも健在だった。

ミミッキュは体感意地っ張りの方が多いようで、ミラーのかげうちはいつも先制できていた。

ハバカミ相手には皮がある時はじゃれから入ると決めているので外さないでよね(圧)

選出率1位。

コノヨザル@とつげきチョッキ
テラスタイプ:炎
意地っ張り せいしんりょく
215(236)-146(84)-101(4)-x-111(4)-146(180)
ふんどのこぶし/ドレインパンチ/がんせきふうじ/いのちがけ

SVシーズン4【46位】ハッサムコノヨドゲザ&キラキラテラスタルフレンズ【R2152】
↑こちらのコノヨザルの調整をそのまま拝借した。
述べられている通りの活躍をしてくれたのでありがたかった。

6月1日の0時に採用。この枠は上手くハマるポケモンが浮かばず、最後の最後まで入れ替えていた。

カイリューが苦手な水ロトム、セグレイブ、アーマーガアあたりが相手にいる場合は選出する。

相手にするのが面倒そうなポケモンが出てきた場合や、鬼火で機能停止してしまった場合のいのちがけには何回か救われた。

パオジアンにやんわり強くなれるかも?と思い精神力での採用。

コノヨ相手に誰も催眠技は打ってこないし、負けん気の発動機会もなかったので精神力で良かったんだと思う。

可愛くは無いしかっこいいかと言われても?だけど、嫌いじゃない珍しいポケモン。

選出率5位。

テツノツツミ@ブーストエナジー
テラスタイプ:ゴースト
臆病 クォークチャージ
131-x-134-176(252)-81(4)-206(252+)
ハイドロポンプ/れいとうビーム/みがわり/フリーズドライ

CSの最速

いつもの最速ブーエナツツミ。

できるだけ冷凍ビームでスイープさせたいので相変わらずアンコールは不採用。

パオジアン・ハバカミ環境なのでスイーパーはイーユイに任せることもあったが、相変わらずミミッキュの呪い+ツツミのみがわりのコンボの強さは健在だったのでツツミの方が優先度は上だった。

よく見てる配信者さんが「ドロポンは楽しいことを考えてると当たる」と言っていたので、最終日に実戦したところ本当にドロポンなのか!?と思うくらい当てまくったので良かったら皆様も試してみて下さい。

選出率3位。

◆選出パターン◆

▸基本選出(選出順固定)
カイリュー + ミミッキュ + テツノツツミ or イーユイ
カイリューで殴る→ミミッキュで処理・削り・呪い→スイーパー出勤の基本ルート。

▸相手に水ロトム、アーマーガア、セグレイブ、キョジオーンのいずれかがいる場合
コノヨザル + イーユイ + ミミッキュ or テツノツツミ
コノヨかイーユイが先発。この選出の錬度はもっと上げる必要がある。

▸VS受けループ
コノヨザル + エーフィ + @1
コノヨ先発で相手がステロorどくびしを撃ってくるのをエーフィで跳ね返す。
ハピナス(ラッキー)が出てくるのでサイコショックで応戦しつつ、ハピ以外の1体はコノヨのいのちがけで持っていく。

◆苦手なポケモン◆

▸水ロトム、アーマーガア、セグレイブ、キョジオーン
カイリューが通らないので裏選出をしなければならないが、裏選出は錬度不足だったので当たらないことを祈っていた。沢山遭遇するわけではないので、裏選出でなんとかなったらラッキーと思っていた。

▸ハッサム+パオジアン(氷タイプ)
初手カイリューを選出した場合、とんぼ→氷技のコンボを決められてしまうと非常に辛い。

▸初手で怯ませてくるパオジアン
降参。

◆結果◆

TNマキノ 最終710位(レート1916)

◆雑感◆

S6は色々構築を試していましたが、常に5000位前後を彷徨ってしまう程上手くいかず、最終日3日前に開き直って初手テラバカイリューに立ち返ったところ、なんとか3桁まで上げることができてひとまず安心しました。

来月はブラッシュアップして自己ベスト更新できるよう頑張りたいです!

この構築の強さはまだ探求しがいがありそうなので楽しみです。

はー、パオジアンも上手いこと使えたらいいんだけどな~!(ふしゃーん!)

今回は未来の自分が見返すために書いた記事のようなところがあるので、いつにも増して内容がなくてすみません…!ここまで読んで下さってありがとうございました。

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