【S18 最終457位(レート2007)】サーナイト始動白バド対面トリルリレー【ポケモンSVシングル】

◆はじめに◆

ポケモンのランクマばかり配信しているVtuberの紫代マキノといいます。

イラスト ピヨリリィさん

S18でレート2000を達成したので、記事に残したいと思います。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

テラスを切って不遇タイプを克服した白馬バドレックスは強さと耐久が凄まじいことになると思い、使ってみたいと思ったのが構築を組み始めたきっかけだった。

白バドはトリックルーム適正のあるS種族値でありながら、自らもトリルを張れることを評価しトリル型で運用することとした。

使う上でつららばりとタネマシンガンの連続技コンボが強いと感じ、いかさまダイス型を採用。

白バドは自らトリルを張れるが、初手から自分で張るのは少し無理があるのでトリル始動要員を探したところ、トリルに加えてアンコールを使えて自分でも殴れるサーナイトがとても使用感が良かったので白バドの相棒として採用。この構築の9割以上の初手を務めてもらうこととなる。

レギュFでトリル構築を使っていた時にアカツキガチグマをメインで使っていて使用感が良かったので、ガチグマには白バドとのダブルエースを務めてもらうことにした。

禁伝環境を遊んでいて、相手の使ってくる鉢巻ノマテラ神速カイリューがやたら強いことを身を持って感じ、自分でも使うことにした。主にコライドンやミライドン入りに投げた。

禁伝使用率1位の黒バドにはメタを入れた方が良いと思い、チョッキハッサムを採用。カウンターを入れることで物理相手にも刺せるようにした。

最後の枠はいつもなら嫁のエーフィが入っているが、この構築が受けポケモンに弱めなので最終日は試しにエーフィの代わりにゴチルゼルを入れて使用していた。選出圧力の効果があるかは微妙で受け対策のエーフィと交互に使っていたが、レート2000を達成した時のメンバーにはゴチルゼルの方が入っていたのでこの記事ではゴチルゼルを採用した時の使用感を書こうと思う。

→かなり攻め気味のトリル構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

初手サーナイトでトリックルームを張る+削りを入れるorアンコールで縛った後、白バドレックスを降臨させ相手を倒しながらAを上げ、自らでトリルを張り直して後続にも繋げながら全抜きしていくのを目標とする。

◆個別紹介◆

サーナイト@きあいのタスキ
テラスタイプ:炎

のんき トレース
169(204)-x-128(252+)-152(52)-135-90
ムーンフォース/マジカルフレイム/アンコール/トリックルーム

HB:意地ウーラオスの水流連打+アクアジェットほぼ耐え
C:H252ハッサムをマジカルフレイムで一発(87.5%)

白バドと共にこの構築の核で、ほぼ全ての初手を務めてもらった。

タスキだが、水ウーラオスの水流連打を耐えてもらわないといけないのでHB。

初手でハッサムと対面した際にマジカルフレイムで狩りたい(とんぼで逃げられたくない)のでSはVの上での下降補正に留めた(無振り70族と同速)。

ハッサムが増殖していた環境でマジフレがとにかく偉く、飛んでくるあらゆるハッサムを無警戒で葬っていった。単純にC下げ技としても優秀で、サーナイトには採用し得な技だった。

特性トレースの相殺効果のおかげでパオの攻撃をほぼ2耐えできたり、ディンルーをムンフォで2発で持っていけたりととても偉かった。

サーナイトならではの強みは、フェアリー+炎の技範囲とトリル後に技を見た上でアンコールができることである。

初手サーナイトで何をするか分からず警戒してきた相手が補助技を使ってくることも多く、トリル+アンコのコンボを決めてから削りを入れて白バドの圏内に入れるという流れも沢山決めてくれた。

テラスはマジフレの火力上げも兼ねた炎。基本的に白バドにテラスを切る構築なので、どうしてもハッサムのバレパンを耐えながら落とし切りたい時にしかテラスは切らなかった。

白馬バドレックス@いかさまダイス
テラスタイプ:水

ゆうかん じんばいったい
207(252)-238(252+)-170-x-151(4)-49 ※S個体値1
つららばり/10まんばりき/タネマシンガン/トリックルーム

H:最大且つ16n-1

自慢のいかさまダイス白バド。サナの補助後に2番手で出すことが9割。

つららばりを採用することで、タスキや身代わり、時にはノマテラマルスケを貫通しながら相手をなぎ倒していく。

ダイスを持つことでサブウェポンとしてタネマシンガンを採用できるので、つららを水で受けに来た相手に刺すことができてとても相性が良かった。

ヘイラッシャ相手にタネガンでごり押しで勝つことができたりするので、私の中では白バドにタネガンは必要不可欠なものとなっていた。

トリルは自分のために張り直しながら後続にも繋げることができる。特に裏がガチグマの場合は繋げることが重要になるのでターン管理をちゃんとする必要がある。

テラスタイプは水。コライドンの炎技やこの構築には絶対と言ってもいいくらい出てくる水ウーラオスの攻撃を無理矢理耐えることができ、素の固さに一役買った。カイオーガ相手にも切ることができて便利だった。

アカツキガチグマ@いのちのたま
テラスタイプ:毒
れいせい しんがん
219(244)-x-142(12)-205(252+)-85-51 ※S個体値0
ブラッドムーン/だいちのちから/はかいこうせん/しんくうは

H:奇数で最大且つ珠ダメ最小

第二のトリルエース。基本的にテラスは白バドに切るので、テラスなしでも破壊力を出せるよう珠で採用。

ブラッドムーン、だいちのちから、しんくうはまでは確定で、よく入れられるハイパーボイスは珠ではあまり重要な技ではない(だいちと威力が一緒)なので、はかいこうせんを入れた。

ラストでブラッドムーン→はかいこうせんと畳みかけられるととても気持ちが良かった。

白バドが物理受けに弱いため、特に相手が持久力ブリジュラスを出してきそうな場合にはセットで出すことを心掛けた。

テラスタイプは毒。ガチグマにはほぼテラスを切らないが、火力は珠で既に十分なのでノーマルよりは耐性を付けた方が有利になるかと思い毒とした。

カイリュー@こだわりハチマキ
テラスタイプ:ノーマル
いじっぱり マルチスケイル
197(244)-204(252+)-117(12)-x-120-100
しんそく/じしん/アイアンヘッド/げきりん

カイリュー枠。最終日は両刀型と鉢巻型を使ったが、最終的には鉢巻型を採用。使い方としては白バドの後に出してげきりんかしんそくでトドメを刺す。ただそれだけ。

鉢巻カイリューの強さは皆知っていると思うので今更書かなくても大丈夫なはず。

テラスはノーマル。相手の禁伝がミライドンだった場合など、白バドにテラスを切らなかった際はカイリューにテラスを切って神速でスイープしていた。

ハッサム@とつげきチョッキ
テラスタイプ:悪

いじっぱり テクニシャン
177(252)-172(52+)-120-x-126(204)-85
バレットパンチ/むしくい/はたきおとす/カウンター

HD:臆病黒バドレックスのアストラルビット2耐え(82.1%)

サイクルを回す気がないのでとんぼがえりではなく、タイプ一致メインウェポンとしてむしくいを採用した。

しかし虫技で抜群を取れる相手なんていないので、だったらダブルウイングあたりにした方がまだ無難で上振れも期待できてたかなとシーズンが終わってから思った。反省。

基本的には最後に出して黒バド相手に叩き+バレパンで〆る。カウンターで白バドや(テラスを切って)ホウオウにもワンチャン出ていける便利枠。

テラスは悪。黒バドのアスビをより確実に耐えたい時に白バドのテラスより優先させた。

ゴチルゼル@たべのこし
テラスタイプ:飛行

ずぶとい かげふみ
177(252)-x-161(252+)-115-131(4)-85
アシストパワー/テラバ―スト/めいそう/ねむる

最後まで私の嫁のエーフィと枠を取りあっていたサザエ。

受けポケモンが全体的に重めなので入れてみたが、ゴチルゼル自体は選出に圧力をかけるのが主な仕事で実際は対テラパゴスくらいにしか選出はしなかった。

テラパゴスを基本選出で見るのは不利なので、テラパゴス相手に役割を遂行できていたのは良かったんだと思う。ただ使い慣れたエーフィ以上に活躍したかと言われるとよく分からなかった。無難ではあったが……。

テラスタイプは飛行。受けルのヘイラッシャ意識だったが、最終日にゴチルゼルを使っていた時には受けルには当たらなかったので使用感はまだよく分かっていない。テラバがあること自体は(テラスを切っても切らなくても)悪に対する打点があって良かったとは思っている。

◆苦手なポケモン◆

▸持久力ブリジュラス
白バドのメインウェポンが連続技なので、交代際等でうっかり当てないように注意することが必要だった。持久力ブリジュラスがいたらガチグマを選出しなくてはならない。

▸チオンジェン
こちらにみがわりも挑発も積み技もないので耐久されて終わることがあった。テラスが水や毒ならワンチャンあったが、フェアリーあたりだと何もできず終わることもあった。ゴチルゼルの選出圧力ではなんともなかったようで困る。しかし頻出ポケモンではなかったのでほぼ切っていた。

▸ホウオウ
最後まで勝ち方がよく分からなかった。ハッサムにテラスを切ってカウンターでなんとかしようと考えたが、そう考えたらホウオウに当たらなくなってしまって有耶無耶になってしまった。ゴチルと交互に入れていたエーフィで見れた時もあったので構築自体にテコ入れが必要かもしれない。

◆選出パターン◆

一番左が初手

基本選出(迷ったらこれ)
サーナイト+白バド+ガチグマ

VS黒バド・白バド・ザシアンあたり
サーナイト+白バド+ガチグマ or ハッサム

VSコライドン
サーナイト+白バド+カイリュー

VSミライドン
サーナイト+白バド+カイリュー or ガチグマ

VSテラパゴス(他受け構築)
サーナイト+白バド+ゴチルゼル

◆結果◆

TNマキノ 最終457位(レート2007)

◆雑感◆

久々のレート2000達成嬉しいです!一ヵ月同じ白バドを使い続けて結果がちゃんと出たのが本当に嬉しく、信じて使ってきて良かったと思います。

白バドの相棒となってくれたサーナイトも、レギュFでトリル構築を使っていた時に編み出した子なのですが、レギュFでは最終的な結果は出なかったものの今回きっちり結果を出してくれたのでやったね~!といった感じです!

嫁のエーフィが2000に乗せた時の構築から外れてしまったのは悲しいですが、まだ試したい型があるので次シーズン以降ではまた活躍してくれるかもしれないです。やっぱり嫁が使えるかどうかってポケモンをやるモチベって結構変わるので、今回もゴチルゼルと交互ながらにも使ってはいたのでエーフィの存在は大きいですね。

今期は配信以外で潜っている時はパモさん印のバトメモというアプリをよく使わせてもらっていました。なのでバトメモについての記事も今度書きたいなと思っています。バトメモで相手の情報を記録していたおかげで再戦に気付いたり、このポケモン全然私の構築に出てこないな~とか考えられたので、レート2000に一役買ってくれていた説があります。

禁伝環境最初のシーズンだったからか、色んな禁伝とその仲間たちを見られたので環境が凝り固まらず対戦していて楽しかったです!やっぱり色んなポケモンが見られた方がこのゲームは楽しいですね。

◆リンク◆

YouTubeで配信をしているVtuberなのでチャンネルとTwitterのリンクを張らせて下さい!

▸YouTube

週3くらい目標で配信しています!

▸X(旧Twitter)

いつもTLは眺めているものの、ROMってることが多いです。

第7回しよマキノカップありがとうございました!

◆はじめに◆

第7回しよマキノカップ、無事終了することができました。

平日の開催にもかかわらず、205名の方に参加していただいて驚くとともにとても嬉しかったです!

私が4足歩行の動物が好き(特に馬のような骨格)という理由で開催した仲間大会でしたが、良い感じのバランス調整になっていたようで、楽しかったと沢山の方に言ってもらえて感無量でした。

◆大会概要◆

◆順位◆

気になる順位ですが、

1位 ちとせさん
2位 まろんさん
3位 だてさん

44位賞 Siuさん

という結果になりました。

入賞された方々おめでとうございます!

◆大会の記事◆

本大会の記事を書いて下さった方もいて、読んでいてにっこりしました。
各々の大会の様子を知ることができて面白かったです。ありがとうございます!

【ポケモンSV 番外編】第7回しよマキノカップ 参加してみた ~守護(まも)ってトリデプス~

【ポケモンSV 仲間大会】紫代マキノさん主催~4足歩行限定杯~最終77位【事前考察~振り返り】

◆使用率TOP9◆

◆使用パーティ◆

私は以下のようなパーティで潜ったのですが、11勝8敗で最終レート1554でした。

パーティの中でもメブキジカとゼブライカが好きなので、普段ランクマでは見られないこの2匹をなんとか活躍させてあげたかったので自分なりに考えて入れてみました。
あとのメンツは嫁+強そうだからという理由で入れました。(仲間大会なのでアバウトなのは許して下さい)

メブキジカで勝てた試合は1試合しかなかったものの、1回勝つというだけでも普段ではありえないため、めっちゃくちゃ嬉しかったです。でもダイスタネガンが威力控え目で涙目でした。

ゼブライカは先月の配信でゼブライカでマスボ級まで上げるという配信で使っていた型をそのまま持ってきたのですが、でんじはによるサポートが上手く決まっていたので今回も使えて良かったです。

このパーティのMVPは使用率も堂々1位のガチグマでした。
強いとの前評判通り、使っていても使われても強かったです。
私のガチグマは、ガチグマミラーに強くなれるゴーストテラスの最速くさわけ型でした。
予想通りミラーになることは多々あり、全員がからげんきを押してきていたので、テラスを切ってくさわけ→からげんきを通すことで勝つことができました。

嫁のエーフィは、皆さんが私の嫁ということを知っていてくれていたためか、使用率3位に入りました!
私の嫁ということを抜きにしても、この環境ではサンダース、ゼブライカ、ペルシアン、ルガルガン(昼)の次に速く、特攻の高さはトップだったので入れ特ポケモンになっていたと思います。
四足歩行ポケモンが好きという超個人的な理由で決めたルールですが、思っていた以上にエーフィが活躍できる環境になっていたので、我ながら良い縛りができたなと嬉しく思っています。

コータスはメブキジカのようりょくそ発動のためだけに入れました。
前期のランクマであくびステロの使い方がちょっと上手くなったので、コータスでもできるかなと思ったのですが、あまり刺さりませんでした。

ラウドボーンは最後に入れることが決まりました。
物理環境なので物理に強く、また特殊打点があるということを評価しました。
実際積みポケの相手をしてもらったりしたので入れて良かったです。

◆大会の配信◆

◆さいごに◆

しよマキノカップは不定期開催ですが、また面白いルールでできればなと思います。
沢山の皆様のご参加、本当にありがとうございました!

電磁波断固拒否カバドリのすゝめ【ポケモンSV S16最終904位(R1950)】

◆はじめに◆

ポケモンのランクマばかり配信しているVtuberの紫代マキノといいます。

※歌っていません

S16で好きなポケモンである、ドリュウズ入りの構築で最終レート1950を達成したので記事に残しておこうと思います。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

元々は今シーズンはランクマを休み、エンジョイしようと思い好きなポケモンのドリュウズを使おうと思ったところから組み始めた。

ドリュウズを使うにあたり、かたやぶりよりすなかきの方が強いと思っているので相方にカバルドンを据えることとした。

S15でカバドリで結果を出していた方の構成を参考にし潜ってみると、じきゅうりょくブリジュラスが群を抜いて強いことを実感し採用。

この環境は高火力の特殊(ガチグマ)の対策が必須なので特殊受けとしてチョッキアシレーヌを採用。

嫁のエーフィは今期も受けループ対策として活躍してもらうこととした。

この構成で使っていると初手にランドロスを出されることがとても多かったので、警戒されずに大ダメージを与えられるれいとうビーム持ちのカイリューを採用。

→構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

カバルドンで起点を作り、ドリュウズでつるぎのまいを積み全抜きするのを目標とする砂パ。

ドリュウズが使えない場合はブリジュラスとアシレーヌで物理・特殊を受けながら戦う。

◆個別紹介◆

エーフィ@おんみつマント
テラスタイプ:格闘
控え目 マジックミラー
171(244)-x-80-199(244+)-115-133(20)
サイコノイズ/テラバ―スト/うそなき/あさのひざし

S:準速80族(カイリュー)抜き

対受けループ用エーフィ。
ハピナスが出てくるタイミングでうそなきし、格闘テラバを叩き込む。

技は一致で受けポケモンに強いサイコノイズ、悪/鋼テラスのハピナスを狩る格闘テラバ、Dダウン用のうそなき、回復技のあさのひざし。

愛で使っていたので、もしこの構築を使ってみたいという方はこの枠をお好みの受けループ対策ポケモンで使うといいと思います。

カバルドン@さらさらいわ
テラスタイプ:毒
腕白 すなおこし
215(252)-132-151(68+)-x-116(188)-67
じしん/あくび/ステルスロック/ふきとばし

ボックスにいたカバ。

調整意図は忘れてしまったのだが、どこかの強者の調整をそのまま使ったはずなため良い感じで色んな攻撃を耐えるのでずっと使っていた。

基本的に場に出たらあくびから入り、その次のターンにステロを撒く。
砂の関係で裏のドリュウズに早めに出てきて欲しいので、あくびループは基本的にしないでステロ後は交換するか落とされるようにしていた(砂の再展開も重要になるのでできるだけ取ってはおきたい)。

初手でハバタクカミと対面した場合は、眼鏡でない限り挑発から入られるのでじしんを選択していた。

テラスタイプは毒だが、一度しか切るタイミングがなかったので何でもいいと思う。

ドリュウズ@いのちのたま
テラスタイプ:草(最終日の昼まで水)
陽気 すなかき
189(28)-177(172)-87(52)-x-86(4)-154(252+)
じしん/アイアンヘッド/テラバ―スト/つるぎのまい

S:Sブーストハバタクカミを抜くため最速
H:珠ダメ最小
B:テラス時鉢巻ノマテラカイリューの神速確定耐え

本構築のメイン。

この構築がとにかく水ウーラオスを呼ぶので、簡単に対処できるよう草テラスを採用した。

最終日の昼までは水テラスだったのだが、テラスを切っていない状態のドリュウズにかみなりパンチを撃たれるプレイが複数回あり、型バレ(再戦?共有?)を意識して草テラスに変更した。

水テラスにしていた一番の理由が、ランドロスやガチグマに抜群テラバを撃てて、水ウーラオスに耐性ができるということだったのだが、ランドロスよりも遥かに水ウーラオスの方が遭遇率が高かったので草にすることでだいぶ対処が楽になった。

水→草テラスにしたことでラティ兄妹に何もできなくなってしまったので、ラティがいる場合は選出しない。逆に水オーガポンには出ていけるようになったので一長一短。

個人的にはステラよりも水や草で耐性を変える方が使いやすいと思う。ドリュウズ=ステラのイメージがあるが、私は逆にステラを使いこなせなかった。

技はタイプ一致最強のじしん、浮いているポケモンやハバカミに打つアイアンヘッド、対水ウーラオス用の草テラバースト、A上昇のつるぎのまいで完結している。
つるぎのまいをどこかで積めるよう意識しながら戦うのが勝利へのポイント。

とにかくかっこいいのでリアコしてるポケモン。

ブリジュラス@たべのこし
テラスタイプ:フェアリー
図太い じきゅうりょく
197(252)-x-200(252+)-145-85-106(4)
りゅうせいぐん/ラスターカノン/ボディプレス/まもる

あらゆる物理攻撃を受けてもらいたいのでHB特化

影のMVP。

水ウーラオスがいる相手にカバドリを出したい場合は絶対選出。
初手カバルドン―水ウーラオス対面になった場合は即ブリジュラス引きをして、すいりゅうれんだを3回受けてもらうことでテンポを取っていく。

技は一致最高打点のりゅうせいぐん、Cダウンをしたくない場合に撃つラスターカノン、実質メインウェポンのボディプレス、まもる。

まもるは残飯回復をしつつ、砂ターンの管理ができるので噛み合いが良かった。
ラスターカノンは撃つタイミングがあまりなかったため、サーフゴーにやんわり対抗できるあくのはどうでも良かったかもしれない。

フェアリーテラスは切るタイミングを見計らうのが大事。
最終日は相手の水ウーラオスがこちらのテラス読みですいりゅうれんだしか押してこなかったので、テラスを切らず勇気の突っ張りをしていた。

アシレーヌ@とつげきチョッキ
テラスタイプ:炎
控え目 げきりゅう
187(252)-x-94-188(196+)-136-88(60)

うたかたのアリア/ムーンフォース/サイコノイズ/アクアジェット
S:Sに振ったガチグマ意識で実数値88まで上げた

対ガチグマに信頼を置いているポケモン。

最終日はノマテラガチグマとやり合うことが多く、体力管理に不安が出てきていたためDにも振った方が良いと感じていたが、時間がなくムンフォのCダウンでカバーしていた。

技は一致のうたかたのアリア、ムーンフォース、アクアジェットまでは必須で、残りはめいそう・つきのひかりガチグマを意識してサイコノイズとした。

テラスタイプは炎オーガポンに強くなれる炎だが、一回も切ることはなかった。

カイリュー@ラムのみ
テラスタイプ:鋼
うっかりや マルチスケイル
175(68)-154-115-167(252+)-108-124(188)
エアスラッシュ/じしん/れいとうビーム/しんそく

S:準速キノガッサ+2
C:ASウーラオスがエアスラッシュで確定1発

S12の1位(スポンジさん)のカイリューそのまんま。

ランドロスはほぼ初手で来るので、冷凍ビームを叩き込むのがこのポケモンの大きな役割。
エアスラッシュのおかげで初手に来やすいウーラオスや炎オーガポンに強いのも好ポイント。

技範囲の広さとラムのみ持ちで先発に出して腐ることがない神ポケモン。

テラスタイプは参考元と同じく鋼だが、一度も切ることがなかった。

◆選出パターン◆

▸基本選出
先発カバルドン+ドリュウズ+(ブリジュラス or アシレーヌ)

ウーラオスがいたり物理に偏り気味ならブリジュラス
眼鏡テツノツツミがいそうだったり特殊に寄っているならアシレーヌ

▸ガチグマがいる時
先発カイリュー+ブリジュラス+アシレーヌ

▸ランドロスがいる時
先発カイリュー+カバルドン+ドリュウズ

▸パオジアンがいるがドリュウズが出せなさそう(ガチグマ+ウーラオス等)な時
先発カバルドン+ブリジュラス+アシレーヌ

▸受けループ
先発カイリュー+アシレーヌ+エーフィ

なお、受けループ以外はテラスタルはドリュウズかブリジュラスにしか切らなかった。

◆苦手な(プレイングを考えなくてはならない)ポケモン◆

▸ラティオス・ラティアス
アシレーヌで鋼テラスを誘発し、ブリジュラスのボディプで倒せるようプレイングに気を付けなくてはならない。

▸ガチグマ
アシレーヌで見れるように立ち回りを意識しなくてはならない。

▸パオジアン
初手に来たらカバが怯まないことに賭けるしかない。
あくび→ステロの順で対処する。

▸テツノツツミ
眼鏡かブエナかを選出画面で見極めたい。
基本的にアシレーヌで対処できるように動かすことを意識する。
眼鏡だと判定できればカバドリでも対応できるが、見極めるのは中々難しい。

◆結果◆

TNマキあーじゅ 最終904位(レート1950)

◆雑感◆

カバドリは使い方が単純明快で、まどろっこしいこともあまりしないので扱いやすい構築だと思いました。

この構築は初手がカバルドン or ラムカイリューなので電磁波を食らうことがあまりないため、世の電磁波蔓延(と聞く)とは無縁でストレスフリーでした。電磁波に疲れてしまった人がいたらカバドリで遊んでみるのもいいかもしれないです。

4月1日0時に7000位まで落ちましたが、そこから連勝しまくって3時45分までに3桁まで上げました。

当初はエンジョイするのが目的だったのに、最終週になっても好調だったため最終日も潜ることになってしまったという異例な構築だったため、レート1950も盛れたのは万々歳です。でもレート2000あったらかっこよかったな~とも思います。
対戦しすぎて体バキバキになっちゃったので1950の先に行くのは諦めちゃいました。

カフェ風のジャズBGMを流しながら潜ったら勝てるようになったので、落ち着いてプレイするのは大事なのかもしれません。

ドリュウズはとてもかっこいいので今期はいっぱい使えて楽しかったです。
作業員ぽいのに両手が刃物で強いというところが萌えます。ちっちゃいけどそこはご愛敬ということで……!

剣盾でリアコしてた頃描いたドリュウズ

◆この構築を使った配信◆

ドリュウズが水テラスなところ以外は本記事と同じです。参考になれば。

◆リンク◆

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▸YouTube

週3くらい目標で配信しています!

▸X(旧Twitter)

いつもTL眺めています。結構ROMってることが多いです。