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構築記事

【S18 最終457位(レート2007)】サーナイト始動白バド対面トリルリレー【ポケモンSVシングル】

◆はじめに◆

ポケモンのランクマばかり配信しているVtuberの紫代マキノといいます。

イラスト ピヨリリィさん

S18でレート2000を達成したので、記事に残したいと思います。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

テラスを切って不遇タイプを克服した白馬バドレックスは強さと耐久が凄まじいことになると思い、使ってみたいと思ったのが構築を組み始めたきっかけだった。

白バドはトリックルーム適正のあるS種族値でありながら、自らもトリルを張れることを評価しトリル型で運用することとした。

使う上でつららばりとタネマシンガンの連続技コンボが強いと感じ、いかさまダイス型を採用。

白バドは自らトリルを張れるが、初手から自分で張るのは少し無理があるのでトリル始動要員を探したところ、トリルに加えてアンコールを使えて自分でも殴れるサーナイトがとても使用感が良かったので白バドの相棒として採用。この構築の9割以上の初手を務めてもらうこととなる。

レギュFでトリル構築を使っていた時にアカツキガチグマをメインで使っていて使用感が良かったので、ガチグマには白バドとのダブルエースを務めてもらうことにした。

禁伝環境を遊んでいて、相手の使ってくる鉢巻ノマテラ神速カイリューがやたら強いことを身を持って感じ、自分でも使うことにした。主にコライドンやミライドン入りに投げた。

禁伝使用率1位の黒バドにはメタを入れた方が良いと思い、チョッキハッサムを採用。カウンターを入れることで物理相手にも刺せるようにした。

最後の枠はいつもなら嫁のエーフィが入っているが、この構築が受けポケモンに弱めなので最終日は試しにエーフィの代わりにゴチルゼルを入れて使用していた。選出圧力の効果があるかは微妙で受け対策のエーフィと交互に使っていたが、レート2000を達成した時のメンバーにはゴチルゼルの方が入っていたのでこの記事ではゴチルゼルを採用した時の使用感を書こうと思う。

→かなり攻め気味のトリル構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

初手サーナイトでトリックルームを張る+削りを入れるorアンコールで縛った後、白バドレックスを降臨させ相手を倒しながらAを上げ、自らでトリルを張り直して後続にも繋げながら全抜きしていくのを目標とする。

◆個別紹介◆

サーナイト@きあいのタスキ
テラスタイプ:炎

のんき トレース
169(204)-x-128(252+)-152(52)-135-90
ムーンフォース/マジカルフレイム/アンコール/トリックルーム

HB:意地ウーラオスの水流連打+アクアジェットほぼ耐え
C:H252ハッサムをマジカルフレイムで一発(87.5%)

白バドと共にこの構築の核で、ほぼ全ての初手を務めてもらった。

タスキだが、水ウーラオスの水流連打を耐えてもらわないといけないのでHB。

初手でハッサムと対面した際にマジカルフレイムで狩りたい(とんぼで逃げられたくない)のでSはVの上での下降補正に留めた(無振り70族と同速)。

ハッサムが増殖していた環境でマジフレがとにかく偉く、飛んでくるあらゆるハッサムを無警戒で葬っていった。単純にC下げ技としても優秀で、サーナイトには採用し得な技だった。

特性トレースの相殺効果のおかげでパオの攻撃をほぼ2耐えできたり、ディンルーをムンフォで2発で持っていけたりととても偉かった。

サーナイトならではの強みは、フェアリー+炎の技範囲とトリル後に技を見た上でアンコールができることである。

初手サーナイトで何をするか分からず警戒してきた相手が補助技を使ってくることも多く、トリル+アンコのコンボを決めてから削りを入れて白バドの圏内に入れるという流れも沢山決めてくれた。

テラスはマジフレの火力上げも兼ねた炎。基本的に白バドにテラスを切る構築なので、どうしてもハッサムのバレパンを耐えながら落とし切りたい時にしかテラスは切らなかった。

白馬バドレックス@いかさまダイス
テラスタイプ:水

ゆうかん じんばいったい
207(252)-238(252+)-170-x-151(4)-49 ※S個体値1
つららばり/10まんばりき/タネマシンガン/トリックルーム

H:最大且つ16n-1

自慢のいかさまダイス白バド。サナの補助後に2番手で出すことが9割。

つららばりを採用することで、タスキや身代わり、時にはノマテラマルスケを貫通しながら相手をなぎ倒していく。

ダイスを持つことでサブウェポンとしてタネマシンガンを採用できるので、つららを水で受けに来た相手に刺すことができてとても相性が良かった。

ヘイラッシャ相手にタネガンでごり押しで勝つことができたりするので、私の中では白バドにタネガンは必要不可欠なものとなっていた。

トリルは自分のために張り直しながら後続にも繋げることができる。特に裏がガチグマの場合は繋げることが重要になるのでターン管理をちゃんとする必要がある。

テラスタイプは水。コライドンの炎技やこの構築には絶対と言ってもいいくらい出てくる水ウーラオスの攻撃を無理矢理耐えることができ、素の固さに一役買った。カイオーガ相手にも切ることができて便利だった。

アカツキガチグマ@いのちのたま
テラスタイプ:毒
れいせい しんがん
219(244)-x-142(12)-205(252+)-85-51 ※S個体値0
ブラッドムーン/だいちのちから/はかいこうせん/しんくうは

H:奇数で最大且つ珠ダメ最小

第二のトリルエース。基本的にテラスは白バドに切るので、テラスなしでも破壊力を出せるよう珠で採用。

ブラッドムーン、だいちのちから、しんくうはまでは確定で、よく入れられるハイパーボイスは珠ではあまり重要な技ではない(だいちと威力が一緒)なので、はかいこうせんを入れた。

ラストでブラッドムーン→はかいこうせんと畳みかけられるととても気持ちが良かった。

白バドが物理受けに弱いため、特に相手が持久力ブリジュラスを出してきそうな場合にはセットで出すことを心掛けた。

テラスタイプは毒。ガチグマにはほぼテラスを切らないが、火力は珠で既に十分なのでノーマルよりは耐性を付けた方が有利になるかと思い毒とした。

カイリュー@こだわりハチマキ
テラスタイプ:ノーマル
いじっぱり マルチスケイル
197(244)-204(252+)-117(12)-x-120-100
しんそく/じしん/アイアンヘッド/げきりん

カイリュー枠。最終日は両刀型と鉢巻型を使ったが、最終的には鉢巻型を採用。使い方としては白バドの後に出してげきりんかしんそくでトドメを刺す。ただそれだけ。

鉢巻カイリューの強さは皆知っていると思うので今更書かなくても大丈夫なはず。

テラスはノーマル。相手の禁伝がミライドンだった場合など、白バドにテラスを切らなかった際はカイリューにテラスを切って神速でスイープしていた。

ハッサム@とつげきチョッキ
テラスタイプ:悪

いじっぱり テクニシャン
177(252)-172(52+)-120-x-126(204)-85
バレットパンチ/むしくい/はたきおとす/カウンター

HD:臆病黒バドレックスのアストラルビット2耐え(82.1%)

サイクルを回す気がないのでとんぼがえりではなく、タイプ一致メインウェポンとしてむしくいを採用した。

しかし虫技で抜群を取れる相手なんていないので、だったらダブルウイングあたりにした方がまだ無難で上振れも期待できてたかなとシーズンが終わってから思った。反省。

基本的には最後に出して黒バド相手に叩き+バレパンで〆る。カウンターで白バドや(テラスを切って)ホウオウにもワンチャン出ていける便利枠。

テラスは悪。黒バドのアスビをより確実に耐えたい時に白バドのテラスより優先させた。

ゴチルゼル@たべのこし
テラスタイプ:飛行

ずぶとい かげふみ
177(252)-x-161(252+)-115-131(4)-85
アシストパワー/テラバ―スト/めいそう/ねむる

最後まで私の嫁のエーフィと枠を取りあっていたサザエ。

受けポケモンが全体的に重めなので入れてみたが、ゴチルゼル自体は選出に圧力をかけるのが主な仕事で実際は対テラパゴスくらいにしか選出はしなかった。

テラパゴスを基本選出で見るのは不利なので、テラパゴス相手に役割を遂行できていたのは良かったんだと思う。ただ使い慣れたエーフィ以上に活躍したかと言われるとよく分からなかった。無難ではあったが……。

テラスタイプは飛行。受けルのヘイラッシャ意識だったが、最終日にゴチルゼルを使っていた時には受けルには当たらなかったので使用感はまだよく分かっていない。テラバがあること自体は(テラスを切っても切らなくても)悪に対する打点があって良かったとは思っている。

◆苦手なポケモン◆

▸持久力ブリジュラス
白バドのメインウェポンが連続技なので、交代際等でうっかり当てないように注意することが必要だった。持久力ブリジュラスがいたらガチグマを選出しなくてはならない。

▸チオンジェン
こちらにみがわりも挑発も積み技もないので耐久されて終わることがあった。テラスが水や毒ならワンチャンあったが、フェアリーあたりだと何もできず終わることもあった。ゴチルゼルの選出圧力ではなんともなかったようで困る。しかし頻出ポケモンではなかったのでほぼ切っていた。

▸ホウオウ
最後まで勝ち方がよく分からなかった。ハッサムにテラスを切ってカウンターでなんとかしようと考えたが、そう考えたらホウオウに当たらなくなってしまって有耶無耶になってしまった。ゴチルと交互に入れていたエーフィで見れた時もあったので構築自体にテコ入れが必要かもしれない。

◆選出パターン◆

一番左が初手

基本選出(迷ったらこれ)
サーナイト+白バド+ガチグマ

VS黒バド・白バド・ザシアンあたり
サーナイト+白バド+ガチグマ or ハッサム

VSコライドン
サーナイト+白バド+カイリュー

VSミライドン
サーナイト+白バド+カイリュー or ガチグマ

VSテラパゴス(他受け構築)
サーナイト+白バド+ゴチルゼル

◆結果◆

TNマキノ 最終457位(レート2007)

◆雑感◆

久々のレート2000達成嬉しいです!一ヵ月同じ白バドを使い続けて結果がちゃんと出たのが本当に嬉しく、信じて使ってきて良かったと思います。

白バドの相棒となってくれたサーナイトも、レギュFでトリル構築を使っていた時に編み出した子なのですが、レギュFでは最終的な結果は出なかったものの今回きっちり結果を出してくれたのでやったね~!といった感じです!

嫁のエーフィが2000に乗せた時の構築から外れてしまったのは悲しいですが、まだ試したい型があるので次シーズン以降ではまた活躍してくれるかもしれないです。やっぱり嫁が使えるかどうかってポケモンをやるモチベって結構変わるので、今回もゴチルゼルと交互ながらにも使ってはいたのでエーフィの存在は大きいですね。

今期は配信以外で潜っている時はパモさん印のバトメモというアプリをよく使わせてもらっていました。なのでバトメモについての記事も今度書きたいなと思っています。バトメモで相手の情報を記録していたおかげで再戦に気付いたり、このポケモン全然私の構築に出てこないな~とか考えられたので、レート2000に一役買ってくれていた説があります。

禁伝環境最初のシーズンだったからか、色んな禁伝とその仲間たちを見られたので環境が凝り固まらず対戦していて楽しかったです!やっぱり色んなポケモンが見られた方がこのゲームは楽しいですね。

◆リンク◆

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いつもTLは眺めているものの、ROMってることが多いです。

電磁波断固拒否カバドリのすゝめ【ポケモンSV S16最終904位(R1950)】

◆はじめに◆

ポケモンのランクマばかり配信しているVtuberの紫代マキノといいます。

※歌っていません

S16で好きなポケモンである、ドリュウズ入りの構築で最終レート1950を達成したので記事に残しておこうと思います。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

元々は今シーズンはランクマを休み、エンジョイしようと思い好きなポケモンのドリュウズを使おうと思ったところから組み始めた。

ドリュウズを使うにあたり、かたやぶりよりすなかきの方が強いと思っているので相方にカバルドンを据えることとした。

S15でカバドリで結果を出していた方の構成を参考にし潜ってみると、じきゅうりょくブリジュラスが群を抜いて強いことを実感し採用。

この環境は高火力の特殊(ガチグマ)の対策が必須なので特殊受けとしてチョッキアシレーヌを採用。

嫁のエーフィは今期も受けループ対策として活躍してもらうこととした。

この構成で使っていると初手にランドロスを出されることがとても多かったので、警戒されずに大ダメージを与えられるれいとうビーム持ちのカイリューを採用。

→構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

カバルドンで起点を作り、ドリュウズでつるぎのまいを積み全抜きするのを目標とする砂パ。

ドリュウズが使えない場合はブリジュラスとアシレーヌで物理・特殊を受けながら戦う。

◆個別紹介◆

エーフィ@おんみつマント
テラスタイプ:格闘
控え目 マジックミラー
171(244)-x-80-199(244+)-115-133(20)
サイコノイズ/テラバ―スト/うそなき/あさのひざし

S:準速80族(カイリュー)抜き

対受けループ用エーフィ。
ハピナスが出てくるタイミングでうそなきし、格闘テラバを叩き込む。

技は一致で受けポケモンに強いサイコノイズ、悪/鋼テラスのハピナスを狩る格闘テラバ、Dダウン用のうそなき、回復技のあさのひざし。

愛で使っていたので、もしこの構築を使ってみたいという方はこの枠をお好みの受けループ対策ポケモンで使うといいと思います。

カバルドン@さらさらいわ
テラスタイプ:毒
腕白 すなおこし
215(252)-132-151(68+)-x-116(188)-67
じしん/あくび/ステルスロック/ふきとばし

ボックスにいたカバ。

調整意図は忘れてしまったのだが、どこかの強者の調整をそのまま使ったはずなため良い感じで色んな攻撃を耐えるのでずっと使っていた。

基本的に場に出たらあくびから入り、その次のターンにステロを撒く。
砂の関係で裏のドリュウズに早めに出てきて欲しいので、あくびループは基本的にしないでステロ後は交換するか落とされるようにしていた(砂の再展開も重要になるのでできるだけ取ってはおきたい)。

初手でハバタクカミと対面した場合は、眼鏡でない限り挑発から入られるのでじしんを選択していた。

テラスタイプは毒だが、一度しか切るタイミングがなかったので何でもいいと思う。

ドリュウズ@いのちのたま
テラスタイプ:草(最終日の昼まで水)
陽気 すなかき
189(28)-177(172)-87(52)-x-86(4)-154(252+)
じしん/アイアンヘッド/テラバ―スト/つるぎのまい

S:Sブーストハバタクカミを抜くため最速
H:珠ダメ最小
B:テラス時鉢巻ノマテラカイリューの神速確定耐え

本構築のメイン。

この構築がとにかく水ウーラオスを呼ぶので、簡単に対処できるよう草テラスを採用した。

最終日の昼までは水テラスだったのだが、テラスを切っていない状態のドリュウズにかみなりパンチを撃たれるプレイが複数回あり、型バレ(再戦?共有?)を意識して草テラスに変更した。

水テラスにしていた一番の理由が、ランドロスやガチグマに抜群テラバを撃てて、水ウーラオスに耐性ができるということだったのだが、ランドロスよりも遥かに水ウーラオスの方が遭遇率が高かったので草にすることでだいぶ対処が楽になった。

水→草テラスにしたことでラティ兄妹に何もできなくなってしまったので、ラティがいる場合は選出しない。逆に水オーガポンには出ていけるようになったので一長一短。

個人的にはステラよりも水や草で耐性を変える方が使いやすいと思う。ドリュウズ=ステラのイメージがあるが、私は逆にステラを使いこなせなかった。

技はタイプ一致最強のじしん、浮いているポケモンやハバカミに打つアイアンヘッド、対水ウーラオス用の草テラバースト、A上昇のつるぎのまいで完結している。
つるぎのまいをどこかで積めるよう意識しながら戦うのが勝利へのポイント。

とにかくかっこいいのでリアコしてるポケモン。

ブリジュラス@たべのこし
テラスタイプ:フェアリー
図太い じきゅうりょく
197(252)-x-200(252+)-145-85-106(4)
りゅうせいぐん/ラスターカノン/ボディプレス/まもる

あらゆる物理攻撃を受けてもらいたいのでHB特化

影のMVP。

水ウーラオスがいる相手にカバドリを出したい場合は絶対選出。
初手カバルドン―水ウーラオス対面になった場合は即ブリジュラス引きをして、すいりゅうれんだを3回受けてもらうことでテンポを取っていく。

技は一致最高打点のりゅうせいぐん、Cダウンをしたくない場合に撃つラスターカノン、実質メインウェポンのボディプレス、まもる。

まもるは残飯回復をしつつ、砂ターンの管理ができるので噛み合いが良かった。
ラスターカノンは撃つタイミングがあまりなかったため、サーフゴーにやんわり対抗できるあくのはどうでも良かったかもしれない。

フェアリーテラスは切るタイミングを見計らうのが大事。
最終日は相手の水ウーラオスがこちらのテラス読みですいりゅうれんだしか押してこなかったので、テラスを切らず勇気の突っ張りをしていた。

アシレーヌ@とつげきチョッキ
テラスタイプ:炎
控え目 げきりゅう
187(252)-x-94-188(196+)-136-88(60)

うたかたのアリア/ムーンフォース/サイコノイズ/アクアジェット
S:Sに振ったガチグマ意識で実数値88まで上げた

対ガチグマに信頼を置いているポケモン。

最終日はノマテラガチグマとやり合うことが多く、体力管理に不安が出てきていたためDにも振った方が良いと感じていたが、時間がなくムンフォのCダウンでカバーしていた。

技は一致のうたかたのアリア、ムーンフォース、アクアジェットまでは必須で、残りはめいそう・つきのひかりガチグマを意識してサイコノイズとした。

テラスタイプは炎オーガポンに強くなれる炎だが、一回も切ることはなかった。

カイリュー@ラムのみ
テラスタイプ:鋼
うっかりや マルチスケイル
175(68)-154-115-167(252+)-108-124(188)
エアスラッシュ/じしん/れいとうビーム/しんそく

S:準速キノガッサ+2
C:ASウーラオスがエアスラッシュで確定1発

S12の1位(スポンジさん)のカイリューそのまんま。

ランドロスはほぼ初手で来るので、冷凍ビームを叩き込むのがこのポケモンの大きな役割。
エアスラッシュのおかげで初手に来やすいウーラオスや炎オーガポンに強いのも好ポイント。

技範囲の広さとラムのみ持ちで先発に出して腐ることがない神ポケモン。

テラスタイプは参考元と同じく鋼だが、一度も切ることがなかった。

◆選出パターン◆

▸基本選出
先発カバルドン+ドリュウズ+(ブリジュラス or アシレーヌ)

ウーラオスがいたり物理に偏り気味ならブリジュラス
眼鏡テツノツツミがいそうだったり特殊に寄っているならアシレーヌ

▸ガチグマがいる時
先発カイリュー+ブリジュラス+アシレーヌ

▸ランドロスがいる時
先発カイリュー+カバルドン+ドリュウズ

▸パオジアンがいるがドリュウズが出せなさそう(ガチグマ+ウーラオス等)な時
先発カバルドン+ブリジュラス+アシレーヌ

▸受けループ
先発カイリュー+アシレーヌ+エーフィ

なお、受けループ以外はテラスタルはドリュウズかブリジュラスにしか切らなかった。

◆苦手な(プレイングを考えなくてはならない)ポケモン◆

▸ラティオス・ラティアス
アシレーヌで鋼テラスを誘発し、ブリジュラスのボディプで倒せるようプレイングに気を付けなくてはならない。

▸ガチグマ
アシレーヌで見れるように立ち回りを意識しなくてはならない。

▸パオジアン
初手に来たらカバが怯まないことに賭けるしかない。
あくび→ステロの順で対処する。

▸テツノツツミ
眼鏡かブエナかを選出画面で見極めたい。
基本的にアシレーヌで対処できるように動かすことを意識する。
眼鏡だと判定できればカバドリでも対応できるが、見極めるのは中々難しい。

◆結果◆

TNマキあーじゅ 最終904位(レート1950)

◆雑感◆

カバドリは使い方が単純明快で、まどろっこしいこともあまりしないので扱いやすい構築だと思いました。

この構築は初手がカバルドン or ラムカイリューなので電磁波を食らうことがあまりないため、世の電磁波蔓延(と聞く)とは無縁でストレスフリーでした。電磁波に疲れてしまった人がいたらカバドリで遊んでみるのもいいかもしれないです。

4月1日0時に7000位まで落ちましたが、そこから連勝しまくって3時45分までに3桁まで上げました。

当初はエンジョイするのが目的だったのに、最終週になっても好調だったため最終日も潜ることになってしまったという異例な構築だったため、レート1950も盛れたのは万々歳です。でもレート2000あったらかっこよかったな~とも思います。
対戦しすぎて体バキバキになっちゃったので1950の先に行くのは諦めちゃいました。

カフェ風のジャズBGMを流しながら潜ったら勝てるようになったので、落ち着いてプレイするのは大事なのかもしれません。

ドリュウズはとてもかっこいいので今期はいっぱい使えて楽しかったです。
作業員ぽいのに両手が刃物で強いというところが萌えます。ちっちゃいけどそこはご愛敬ということで……!

剣盾でリアコしてた頃描いたドリュウズ

◆この構築を使った配信◆

ドリュウズが水テラスなところ以外は本記事と同じです。参考になれば。

◆リンク◆

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ポケモンLady1グランプリ使用構築

◆はじめに◆

ポケモンLady1グランプリの構築記事を読みたいという声があったので、簡単にですが書いてみたいと思います。

予選リーグと決勝トーナメントでは使ったポケモンは変えませんでしたが、エーフィとカイリューとアシレーヌは違う型になっています。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

ドリュウズが好きなので、砂パを使ってみたくてカバドリを使うことにした。

砂要員のカバルドンは初手に出すよりも2番手に出しクッションを兼ねた方が強いと思ったため、初手に強いポケモンを置きたいと思い、鉢巻カイリューを採用した。

戦略のコンセプトととしては鉢巻カイリューで高火力で殴った後、カバに引きステロあくび展開をし、ドリュウズの速さで積んで殴り、カイリューの神速で〆る動きを取るのを目指すこととした。

初手カイリューが出せない場合(相手に氷タイプがいる時など)の初手要因としてオーガポンアシレーヌを採用。

相手にパオジアンがいる時はBに厚く振ったオーガポン、テツノツツミやイーユイがいる時はチョッキアシレーヌを選出することでワンパンされないようにした。

嫁のエーフィは受け対策で採用したが、意外な形で活躍することとなった。

◆個別紹介◆

決勝トーナメントで使った順に型を紹介します。

・1戦目(VSこらるさん)

炎オーガポン(ラブりん)
かまどのめん テラスタイプ:炎
わんぱく かたやぶり
185(236)-144(28)-144(212+)-x-117(4)-134(28)
ツタこんぼう/ウッドホーン/がんせきふうじ/でんこうせっか

S:準速80族(カイリュー)抜き抜き
HB:意地鉢巻パオジアンの悪テラスかみ砕くを87.5%耐え

構築経緯の通り、相手にパオジアンがいたため1試合目の先発を担当することとなった。
結果的には初手に来たのはラグラージだったが、こらるさんの構築は誰が出てきても炎オーガポンが通っていたため、選出自体は悩まなかった。

このオーガポンの特筆すべきはほぼ特化したBである。
ここまで振ることで鉢巻パオジアンの悪テラスかみ砕くまで耐えることができる。そのため、パオジアン相手に信頼して出せるポケモンとなっていた。

実際に予選リーグでは悪テラス鉢巻ではなかったものの、パオジアンの攻撃をきちんと耐えて勝利した試合があった。

技はタイプ一致のツタこんぼうとウッドホーンは確定で、ミラー対策にがんせきふうじ、遅さをカバーするためにでんこうせっかとした。

カバルドン(カバーりょく)
さらさらいわ テラスタイプ:毒
のんき すなおこし
215(252)-132-187(252+)-x-93(4)-60
じしん/あくび/ステルスロック/ふきとばし

HBガチ特化カバルドン。
相方のドリュウズのための砂撒き要員。

HBに特化することであらゆる物理攻撃に対し何度も耐える。

普通のカバなのであまり書くことがないが、砂撒きとしては完璧な働きをしてくれた。

鋼テラスがメジャーではあるが、オーガポンに対する耐性に疑問があったため毒にしたところ、上手くハマってくれた。

ドリュウズ(サクガンゲキ)
いのちのたま テラスタイプ:草
いじっぱり すなかき
185-205(252+)-81(4)-x-85-140(252)
じしん/アイアンヘッド/テラバースト/つるぎのまい

S:Sを甘えている(努力値108までの)ブエナハバカミを抜くことができるので準速

砂エース。砂下の圧倒的な素早さで相手を翻弄していく。
準決勝以外では予選含め全試合で使うこととなった。

草テラスなのはドリュウズは耐性を変えた方が強いと思っているため、主に水ウーラオスを意識して草とした(後に水の方が良いと思うようになったが、本大会では草で使用)。

今回はオーソドックスな型だが、ちゃんと耐久調整をした方が強い気がする。
とはいえ大会ではずっと選出して勝ち進んだため、間違いなくMVPだった。


・準決勝(VSえむりさん)

カイリュー(ハービモラ)
いかさまダイス テラスタイプ:鋼
ようき マルチスケイル
167(4)-168(252)-115-x-120-145(252+)
スケイルショット/アイアンヘッド/けたぐり/しんそく

S:ミラー意識で最速

普通のスケショカイリュー……なのだが、準決勝においては囮役だった。

というのも、本当はえむりさんの構築相手には初手に置くならアシレーヌの方が有利だとは思っていた。

しかし、相手の初手はほぼ確実にエアームドであると思っていたため、エアームド相手だとアシレーヌが有利すぎてステルスロックを撒いてくれない可能性があったので、あえての初手カイリュー選出であった。

一応けたぐりを覚えているため、もしトリルガチグマが偽装で初手ノマテラブラッドムーンをぶっぱする型だったとしても対応することができるだろう、というのも初手に選出した理由ではあった。

カイリューは予選ではオーソドックスな鉢巻型を使っていたが、オープンシートとこだわりアイテムは相性が悪そうだと考え、スケショ型で使うこととなった。

準決勝では結局エーフィが3タテしたため技を使うことはなかったものの、決勝ではスケショを急所に当てまくって試合を捲りかけたので良い子だった。

エーフィ(すみれ)
おんみつマント
 テラスタイプ:フェアリー
ずぶとい マジックミラー
172(252)-x-121(236+)-150-115-133(20)
サイコノイズ/みわくのボイス/あさのひざし/めいそう

S:準速80族(カイリュー)抜き
H:耐久を上げたいのでぶっぱ
B:残り全部

嫁枠。受け気味の構築や特殊に偏った構築に出す。
めいそうを積んでからサイコノイズを連打するのが理想。

このエーフィは準決勝でのみ使うことになった。

決勝トーナメントではオープンシート制が採用されていたため、予め誰々にはこの選出をするということを決めていったのだが、えむりさんの構築はトリルポリ2からのガチグマ展開ができる構築だった。

私の構築はドリュウズの速さが持ち味なため、その対策でえむりさんと当たればトリル展開をしてくるだろうと踏み、カバドリが使えないことにとても焦りつつも何とかできないかとめっっっっちゃくちゃ考えた末に、エーフィの瞑想で全抜きするルートを思いついた。

これが上手くハマり、エアームドやポリ2対面で冥想を積み、トリル下のガチグマ対面では朝の日差しを連打することでやり過ごし、結果的に3タテをすることができた。

隠密マントは元々しおづけやどくバリ・でんきだま投げつける対策なのだが、この試合においてはポリ2のトライアタックでの状態異常ワンチャンを阻止することができており、完封に一役買っていた。

大会で嫁を使えて本当に良かった。私はエーフィを愛しています。


・決勝(VSあむさん)

カイリュー、カバルドン、ドリュウズと選出した。
型は今まで書いた通りなので割愛。


~予選で使ったポケモン~

アシレーヌ(いなばこうし)
とつげきチョッキ テラスタイプ:炎
ひかえめ げきりゅう
187(252)-x-117(180)-170(68+)-137(4)-81(4)
うたかたのアリア/ムーンフォース/テラバースト/サイコノイズ

チョッキアシレーヌ。調整意図は忘れた。一応オーガポンのウッドホーンは耐えるらしい……すみません。

テツノツツミやイーユイがいる時などに選出するつもりだったが、当たらなかった。ただ、晴れホムラ構築相手にタイプ相性的に有利だと思ったため、そこで選出することとなった。

カバドリを使っているため、B方面に固い浮いた鋼が来ると厄介かと思い炎テラバを採用したが、うたかたのアリアがあれば十分なのではないかと大会が終わってから思った。

一応草テラスコータス相手に炎テラバは刺さったので、結果論としてはあって良かったのだが……(でもなくても多分勝ってた)。いなばこうしだけあってナイスFIREBALLだった。

カイリュー(りゅうおう)
こだわりハチマキ
 テラスタイプ:ノーマル
いじっぱり マルチスケイル
175(68)-202(236+)-140(196)-x-121(4)-101(4)
しんそく/アイアンヘッド/ほのおのパンチ/げきりん

鉢巻Aほぼ特化カイリュー。
調整意図はまたもや忘れた。一応陽気カイリューのスケショ4回くらいは耐えるらしい……。

構築経緯に書いた通り、初手に出して暴れた後にカバに引き、最後に神速でスイープするのが理想。げきりんで一体持って行ってからのカバ展開でも良しとする。

ほのおのパンチはハッサムとラティの鋼テラス意識で採用した。

何の変哲もない普通の鉢巻カイリュー。

◆結果◆

準優勝でした。
決勝は相手のカイリューにアイアンヘッドを打ててたら勝ててたな~とは思うものの、択だったので仕方なかったです。

でも敗者復活からの準優勝だったので嬉しかったです。諦めなくて良かった。

予選の初戦でボコボコにされたえむりさんに準決勝でエーフィで勝てたのも良い思い出になりました。1勝1敗なのでどこかで決着をつけたいですね!

◆リンク◆

▸予選リーグ(マキノ視点)

▸決勝トーナメント(マキノ視点)

Lady1グランプリの私視点。準決勝はうるさいので注意。

▸X(旧Twitter)

ROMっていることが多いです。TLはよく眺めています。

【ポケモンSV】S11シングル最終575位(レート2002)竜テラカイリュー or キラフロル始動対面構築

◆はじめに◆

ポケモンのランクマばかり配信しているVtuberの紫代マキノといいます。

S11は無事レート2000に乗せることができたので、構築記事を書き残したいと思います。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

今期はオーガポンに強いキラフロルが強いのではないかと思い、キラフロルを使った構築を考えた。
適当に構築を組み使ってみると、先発に特殊を誘導する能力が高いと感じ、選出の見極めやすさを評価し使い続けることにした。

キラフロルはガチグマに安定しないため、相手の初手にガチグマが来そうな場合に初手に選出できそうなポケモンを探したところ、竜テラススケイルショットカイリューを思いつき採用(竜テラスをすることでH252ガチグマを確定2発にすることができる)。

ボディプレスキョジオーンが多いシーズンだと感じたため、ゴーストテラス剣舞悪ウーラオスを採用。
襷を持たせることで汎用的にも使えるようにした。

炎オーガポンは明らかに強く使い得のように感じたため採用。
前期結果を出していた耐久振りの型を使ってみるととても使いやすく、信頼がおける存在だと思った。

相手のカイリューやハバタクカミに対応できる枠としてハバタクカミ or ミミッキュを使っていたが、最終的には呪いを評価しミミッキュを採用することとなった。

嫁のエーフィは受けルと今期増えていたグライオン対策で使うこととした。
グライオン意識でサブウェポンはハイパーボイスとなった。

エーフィ、カイリュー、キラフロル、ミミッキュ、炎オーガポン、悪ウーラオスで構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

初手に倒されにくいカイリューやキラフロルを先発に出し、その他の後続で〆るのを目標とする対面構築。

◆個別紹介◆

エーフィ@たべのこし
テラスタイプ:ノーマル
図太い マジックミラー
169(228)-x-123(252+)-151(4)-116(4)-133(20)
サイコショック/ハイパーボイス/あさのひざし/めいそう

S:準速80族(カイリュー)抜き
B:少しでも物理耐久を上げたいので特化
H:残りで奇数
CD:あまり

嫁枠。受けループとドヒドイデ・グライオン入りにしか出さない。

終盤はグライオンをあまり見かけなかったため、ハイパーボイスを切るか悩んだが出てきたら困るので一応最後まで使い続けた。

型としては技がハイパーボイス、テラスがノーマルに変わった点を除けばS9のエーフィと同一。

この構築はドヒドイデが絶対に出てくるのでエーフィは頑張ってくれた。

カイリュー@イカサマダイス
テラスタイプ:ドラゴン
意地っ張り マルチスケイル
173(52)-204(252+)-115-x-120-126(204)
スケイルショット/アイアンヘッド/ほのおのパンチ/アクアジェット

A:特化
S:+1で準速135族(パオジアン)抜き抜き
H:あまり

この構築のMVP。

スケイルショット型が強いと噂に聞いたので使ってみると、汎用的に強いのも勿論だがカイリューを対策しているであろうポケモンに逆に有利になることも多く、最終日に使う運びになった。

スケイルショットでごり押すのが強いと感じたので、テラスは思い切ってドラゴンにした。

テラスを切ることでH252ガチグマが確定2発になるので、相手にガチグマがいる時は積極的に選出した。

初手ミラーになるとテラスを切られないことが多く、上から非テラスでスケショを撃って無償で突破することもそこそこあった。

初手ハバタクカミ対面を想定してアイアンヘッド+アクアジェットの採用だったが、カイリューを初手に置きたい場合にハバタクカミが初手に出てくることはなく、全く使う機会がなかった。しかし対面するリスクはあるので切れなかった。

最終日に初手ハッサムが多かったため、ほのおのパンチを採用したところ上手く刺さった(それまではサーフゴー意識でじしんだった)。

キラフロル@とつげきチョッキ
テラスタイプ:草
控えめ どくげしょう
190(252)-x-110-200(252+)-102(4)-106
ヘドロばくだん/エナジーボール/だいちのちから/マジカルシャイン

C:特化
H:特殊技を1発耐える耐久が欲しいのでぶっぱ

相手の先発誘導力が凄まじいポケモン。先発に特殊を呼ぶのでチョッキでの採用。

このポケモンのおかげで相手の選出が分かりやすくなり、出し負けが大きく減った。

パワージェムを切っているのはこの技構成でアーマーガア以外には等倍以上を取れるため。

マジカルシャインは悪ウーラオスやトドロクツキに対し奇襲できるので便利だった。

特性どくげしょうではあるが、どくびしには期待せずに撒けたら美味しいなくらいの感覚で使っていた。

ミミッキュ@いのちのたま
テラスタイプ:格闘
陽気 ばけのかわ
131(4)-142(252)-100-x-125-162(252+)
じゃれつく/ドレインパンチ/のろい/かげうち

S:最速以外のウーラオスに上を取れたら美味しいので最速

相手にカイリューとハバタクカミがいたら絶対選出する。

のろいでカイリュー対策、じゃれつく+かげうちでハバカミを対策。

ノマテラカイリュー意識でドレインパンチを採用していたが、あまり使う機会はなかったので技は要検討。

変更するなら水ウーラオスやガチグマ意識で草テラス+ウッドハンマーあたりだが、どちらも先発で出てくることが殆どだったのでどこまで有用かは分からない。

準速ウーラオス抜きまでSを落としてBに振るのもアリかもしれないが、最終日にそこまで気が回らなかった。

S3からずっと使い慣れている型なので無難に強く、困った時の助っ人ポケモンだった。

炎オーガポン@かまどのめん
テラスタイプ:炎
意地っ張り かたやぶり
183(220)-168(100+)-125(164)-x-117(4)-133(20)
ツタこんぼう/ウッドホーン/じゃれつく/でんこうせっか

HB:パオジアンの悪テラス球かみくだく87%耐え
特化パングロ水ウーラのすいりゅう+アクジェ耐え
特化水ウーラの水テラスすいりゅうほぼ耐え
ミラーで両テラス時特化ツタ棍棒+でんこうせっか耐え
HD:特化メガネイーユイのあくのはどう87%耐え
S:準速80族(カイリュー)抜き
A:あまり

【S10 最終10位】 異端カバカイリューホムラ
↑こちらの調整をそのまま使わせていただいた。

とても使い勝手の良い調整の炎オーガポン。

高火力で抜群を突かれなければ大体の攻撃を耐えてくれる神。

鉢巻悪テラスパオジアンのかみくだくを耐えた(陽気で43.7%で落ちる)こともあり、耐久振りの良さが伺えた。

今期は鉢巻パオジアンが流行っていたため悪テラスかみくだくを確定耐えにすることも考えたが、B方面に特化すると火力がだいぶ落ちてしまうのでこの調整で貫き通した。

ツタこんぼうやウッドホーンの強さは書くまでもなく、じゃれつくは3匹目に出されやすいカイリューにとても有用だった。

悪ウーラオス@きあいのタスキ
テラスタイプ:ゴースト
意地っ張り ふかしのこぶし
175-200(252+)-120-x-81(4)-149(252)
あんこくきょうだ/ドレインパンチ/つるぎのまい/ふいうち

A:特化
S:準速

剣舞+あんこくきょうだで崩し性能が高いポケモン。

ゴーストテラスにすることでボディプレスキョジオーンを完封できる。

襷枠なので選出に悩んだ時にとりあえず出すこともよくあった。

危機的状況から剣舞+ふいうちでなんとかなれー!をして通ることもあり、強かった。

ふいうちは技の性質が元々嫌いで渋々使い始めたが、前シーズンからずっと使っていたため我ながら択が上手くなったと実感していて、人間は成長するんだなと思う。

◆選出パターン◆

▸基本選出
先発(カイリュー or キラフロル)+2匹目以降(ミミッキュ or オーガポン or 悪ウーラオス)

先発にカイリューかキラフロル、どちらが刺さっているか考えて選出する。

キラフロルがいる関係でガチグマが初手に来やすいため、ガチグマ入りにはカイリューを選出し竜テラススケイルショットで対応する。

ディンルーやパオジアン、スケショ持ち(ガブリアス、トドロクツキ)が先発で来そうならキラフロルを選出。

2匹目以降は相手にカイリュー+ハバカミがいるならミミッキュ、水ウーラオスがいそうならオーガポン、キョジオーンやイダイトウがいる時、火力を出したい時、行動保証が欲しい時などに悪ウーラオスを選出。

・選出率としては先発組がカイリュー≧キラフロル
・2匹目以降はミミッキュ>オーガポン≧悪ウーラオス

▸受けループ、ドヒドイデ・グライオン入り
エーフィ+悪ウーラオス@1

ドヒドイデはいたら絶対選出されるのでエーフィで対応する。グライオンにはハイパーボイスで対応。

隙を見て悪ウーラオスの剣舞で全抜きすることも考える。

◆苦手なポケモン◆

▸ランドロス
初手キラフロルでテラスを切ることを強制されるが、とんぼがえりされる恐れもあり安定しない。
本当にどうしようもなかったので当たらないことで対策した。キラフロルに氷テラバでも仕込んだら良かったのか……?

▸ヘイラッシャ
最終的に物理多めになってしまったので出てこられるとちょっと困るが、受けル以外でラッシャは出てこなかったので何とかなった。

◆結果◆

TNマキあーじゅ 最終575位(レート2002)

◆雑感◆

スケショカイリューが強かった。オーガポンも強かった。みんな強かった。

久々のレート2000とても嬉しいです。S4の飛行テラバカイリューに続き初手カイリューは勝利の女神(♂)です。

S4以来のレート2000をもう一度取るという目標は達成できたので、次は2000に乗っても潜り続けてもっと上を目指したいです。

最終日やる気が上手く出せなかったのですが、松岡修造さんのMADを見て元気を貰っていました(最終日いつもだけど)。

「言い訳してるんじゃないですか、できないこと、無理だって諦めてるんじゃないですか?」「できないって言わない、その時点でおかしい」「お前がお前を信じなくてどうする!」あたりの言葉で励まされてました。

修造MADで励まされた後にカフェ風のジャズBGM流してランクマするというテンションの高低差の激しいことをしていましたが、それで6連勝して2000に乗ったので気持ちの切り替えは大事なのかもしれませんね。

◆リンク◆

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【ポケモンSV】S9シングル最終899位(レート1917)壁張って積んで殴るデカヌラオスガモス

◆はじめに◆

ポケモンのランクマばかり配信しているVtuberの紫代マキノです。

イラスト:ピヨリリィさん

自分の構築の反省をしたいと思い、構築記事を書きました。良かったらお付き合い下さい。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

シーズン序盤に前期18位の方の壁構築

【SVシングルシーズン8】壁レジエレキ入りマルチ展開【最終18位】

を使ってみたところ、剣舞ウーラオスの感触がとても良かったのでこの構築をベースにしたいと思った。

最初は雑にサーフゴーのところを残飯HBエーフィに置き換えて使っていたが、エーフィに置き換えても役割は遂行できていると思ったのでエーフィはこの型でいくことにした。

構築記事で相手のハバタクカミが重いと言われており、実際に使ってみても重かったため、構築のハバタクカミの枠をウルガモスに変更した。これによりハバカミには有利に立ち回れるようになった。

シーズン終盤、すっかりレジエレキ=壁のイメージがついている気がしており、壁に合わせて舞われたり、爆発に合わせてゴーストを出されたりすることが増えた。そのためレジエレキ以外の壁要員を探したところ、デカヌチャンが壁を張れてでんじはもできる、ついでにステロも撒けるということが分かり採用に至った。

残りのテラ草パオジアン鉢巻カイリューはそのまま続投したが、シーズン終了9時間前にカイリューの型を変更した(使い慣れているテラ飛行型にした)。

→構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

デカヌチャンで壁を張る他のサポートをした後、積みポケ(ウーラオス、ウルガモス、エーフィ)で積み、全抜きするのを目標とする。

◆個別紹介◆

※起点作成→積みポケ→その他の順に紹介します。

デカヌチャン@ひかりのねんど
テラスタイプ:水
図太い かたやぶり
192(252)-x-107(4+)-90-125-146(252)
リフレクター/ひかりのかべ/ステルスロック/でんじは

H:両壁が張れるよう極振り
S:最速以外のウーラオスあたりを抜けるよう最速

見破られにくい壁張り要員。

攻撃力の高い地面や炎タイプが相手にいない or 初手に来ない読みができれば積極的に初手を務めてもらう。
相手にそれらのポケモンがいた場合でも、2番手に控えさせてウーラオスやウルガモス、エーフィで積むというプレイングも最終日の後半ではできるようになり、それが刺さることも多々あった。

相手の初手がウーラオスなら麻痺を撒きたい、カイリューやイダイトウがいたらステロを撒きたいという理由でノーウェポンになってしまった。
それだけにできるだけノーウェポンだと悟られないように動く必要がある(積みの起点になってしまう)。

元々参考にした構築がレジエレキで壁を張る積み構築だったのだが、このレギュレーションのレジエレキ=壁というのが当たり前になっていてメタられていると感じ、別の壁要員を探した結果デカヌとなった。

初手イーユイとかち合ったらテラスを切ることもあるかなと思い最終的に水テラスにしたが、使う機会はなかった。

選出率1位。

水ウーラオス@パンチグローブ
テラスタイプ:毒
意地っ張り ふかしのこぶし
191(124)-198(236+)-120-x-80-136(148)
すいりゅうれんだ/ドレインパンチ/つるぎのまい/アクアジェット

S:サーフゴー意識で最速70族(キノガッサ)抜き
H:191調整
A:あまり(11n)

壁からの剣舞で無双できるかもしれないエース。
剣舞さえ積めてしまえはこちらのものだった。積めた時の制圧感はとても気持ちいい。

サーフゴー意識でSを最速キノガッサ抜きまで振ったが、増えていた10万ボルト持ちに関しては多分あまり役に立っていないのでSを振るならサーフゴー抜きまで振るか、いっそ最速にしてしまった方がいいと思った。

対フェアリー意識の毒テラスだったが、最終日はエスパー技が至るところから飛んできたり、ハバカミは読んでシャドボを撃ってきたり、剣舞アクジェでギリギリでハバカミが落ちなかったりしたので、水テラスにした方が良かったなとシーズンが終わってから反省した(夢中で潜っている時は中々気付けないものですね)。

カイリュー相手でも連打でゴリ押していたが、終盤はHB電磁波型が増えていて萎えていた。

有象無象には強いポケモンだったが、終盤のメタをかい潜るのは中々難しいものもあるポケモンでもあった。

選出率3位。

ウルガモス@オボンのみ
テラスタイプ:フェアリー
図太い ほのおのからだ
180(156)-x-128(252+)-155-125-133(100)
ほのおのまい/テラバースト/あさのひざし/ちょうのまい
S:準速80族(カイリュー)抜き
B:少しでも物理耐久を上げたいので特化
H:あまりで偶数(ステロでオボン発動するため)

この構築のMVP。壁蝶舞がシンプルに強い。

ウーラオス、パオジアン、カイリュー、エーフィとハバカミに隙を見せる構築のため、ウルガモスはよく刺さっていた。

テラスはカイリューとウーラオス意識でフェアリー。デカヌ、ウーラオス、ウルガモスと選出するとカイリューを倒せるのがテラフェアリーになりがち。

ただ、テラスを切ると本来有利なハッサムに弱くなってしまうので、ハッサム入り構築相手にはよく考えなくてはならない。

カイリューに抜群のテラスを考えるとハッサムに不利なタイプばかりで、いっそドラゴンにしてやろうかとか考えてしまった(しなかった)。

選出率2位。

エーフィ@たべのこし
テラスタイプ:フェアリー
図太い マジックミラー
169(228)-x-123(252+)-151(4)-116(4)-133(20)
サイコショック/マジカルシャイン/あさのひざし/めいそう

S:準速80族(カイリュー)抜き
B:少しでも物理耐久を上げたいので特化
H:残りで奇数
CD:あまり

嫁枠。今回はHB残飯瞑想型。

相手に受けの毒タイプやテツノツツミ(アンコール要員)がいたら選出を考える。全然見かけなかったが、ついでに受けループも対応してもらう。

選出したらほぼこの子にテラスを切ることになる。でないと悪技が無限に飛んでくるので辛い。

サイコショックとテラスマジシャで擬似両刀をしてもらう。

HBに振ることで物理相手でもやんわり対応できる。エーフィをHBにしても弱いのでは?とか言う人はHBハバカミが成立していることを思い出して欲しい。

吹き飛ばしもアンコールも効かない積みポケが弱いわけがないのだ。

サーフゴーでいいのでは?という声は一致サイコショックが撃てるとか、どくびしやステロを跳ね返せるとか、瞑想でDも積めるとか、努力値を割かなくてもそこそこ速いとか、マイナー故に定期的に補助技が飛んでくるとかそういう点でなんとか……。

壁+最低限の物理耐久のおかげで選出機会が過去一高かった。受けループだけでなく、毒タイプやツツミを見かけたら出せるというのは大きかった。嫁が活躍する様子がよく見れるというのはとても楽しく、モチベーションに繋がった。

選出率5位。

パオジアン@きあいのタスキ
テラスタイプ:草
意地っ張り わざわいのつるぎ
155-187(236+)-111(84)-x-85-179(188)
つららおとし/カタストロフィ/テラバースト/かみくだく

調整意図はこちらの記事を参照
ポケモンSV シングル シーズン6 パオラッシャイーユイ最終19位 – 有利対面ロクブラの法則

ヘイラッシャ入りや、デカヌが初手に出せない(火力の高い地面・炎入り)時に初手を務めてもらう。

ヘイラッシャ入りの構築には初手カタストロフィから入り、相手がヘイラッシャに交換してきたら草テラバで葬る、という戦術なのだが、シーズン中盤までは刺さっていたものの、最終日はヘイラッシャ自体が少なく、使用感はイマイチだった。

構築がイーユイに重いのでかみくだくではなく聖剣の方がいいのかな、と思っているうちにシーズンが終わってしまった。

サーフゴーを見るためのかみくだくだったが、確かにサーフゴーを見ることはできたがイーユイの方が初手でかち合うことが多かったので聖剣が正解な気がする。

選出率4位。

カイリュー@ラムのみ
テラスタイプ:飛行
意地っ張り マルチスケイル
191(196)-202(236+)-115-x-120-110(76)
テラバースト/じしん/けたぐり/アクアジェット

H:191調整
S:4振りウォッシュロトム抜き抜き抜き(遅いサーフゴー意識)
A:残り

諸説枠。

元々鉢巻カイリューがスイープ役として入っていたが、全構築にハバカミが入っている現状で鉢巻神速・逆鱗を押さなくてはならないという怖さ故に全然選出できず変更になった。

この枠はヘイラッシャをある程度見れるようにすればいいんだし、もういっそ使い慣れたラム飛行テラバ型でいいんじゃないかと9月1日の0時に投入した。

この構築はあまりカイリューを出さないので戦闘数は少なかったが、目論見通りの動きはしてくれた。ただ、鉢巻型よりは自分にとっては使いやすかったが、この型じゃない方がいいのは明白だったので反省点しかない。

この枠のカイリューはヘイラッシャとイーユイに強い型なら構築に馴染むと思う。

選出率6位。

◆選出パターン◆

基本選出
デカヌチャン+ウーラオス+ウルガモス
デカヌで壁やでんじは→ウーラオス or ウルガモスで積むスタンダードな選出。
可能ならこの選出をしたい。

火力の高い地面 or 炎タイプがいる時
パオジアン+ウーラオス+ウルガモス
もしくは
パオジアン+デカヌチャン+ウーラオス or ウルガモス
パオジアンを初手に置いてカタストロフィで様子見した後、ウーラオスやウルガモスで舞う。

受けの毒タイプやテツノツツミがいる時
デカヌチャン+エーフィ+ウーラオス or ウルガモス
デカヌで壁やでんじは→エーフィに繋いで瞑想して全抜きを狙う。

ヘイラッシャ入り
パオジアン+カイリュー+ウーラオス or ウルガモス
カタストロフィから入り、相手がヘイラッシャに交換してきたら草テラバーストをする。
ヘイラッシャが来なかった場合は裏のカイリューでヘイラッシャを突破できるように頑張る。

◆苦手なポケモン◆

イーユイ
初手に出てこられるととても辛い。
ウーラオスが有利にも見えるが、最終日は全イーユイがサイキネを持っていたので涙した。

ふきとばしディンルー
ウーラオスやウルガモスでは積む隙がないので辛い。

◆結果◆

TNマキあーじゅ 最終899位(レート1917)

◆雑感◆

最終3桁は死守できたので自分の中の最低限の目標はクリアできたのですが、もう一度レート2000を達成したいという気持ちも大きいのでちょっと残念です。

でもエーフィをこんなに使える(毒タイプやツツミがいれば選出を検討できる)構築は組めたことがなかったので、記事に残しておこうと思い今回書き残させていただいた次第です。

いつもエーフィには受けループを任せていましたが、今期は物凄く減っていたので今の型に辿り着かなければ役割がなくなるところだったので危なかったです。おかげで私はまだポケモンを続けられそうです。

記事を書いていて反省点が沢山出てきたので、これを機にもっと強くなりたいと思います!

◆リンク◆

YouTubeで配信をしているVtuberなのでチャンネルとTwitterのリンクを張らせて下さい!

▸YouTube

週2~3くらい目標でランクマの配信をやっています!

▸Twitter(X)

ROMっていることが多いです。TL眺めています!

【ポケモンSV】S8シングル最終824位(レート1935)使い慣れたポケモンを使うすゝめ

◆はじめに◆

ポケモンのランクマばかり配信しているVtuberの紫代マキノといいます。

S8で最終3桁で終われましたので、構築記事を残したいと思います。

記事にまとめることで己の思考力を成長させるために書いている節があるのですが、良かったらお付き合いください。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

最終日までしっくり来る構築を作ることができなかった(10000位前後をうろうろしていた)ため、レギュD要素は捨て、思い切って過去に使って一定の結果を出している飛行テラバカイリュー+呪いミミッキュの並びを使うことにした。

カイリューとミミッキュで対面的に相手を処理した後、スイープできる要員としてパオジアンを採用。

飛行テラバカイリューを先発運用するにあたって嫌なのが相手の先発パオジアンやウォッシュロトムなので、それらに有利に出れそうな鬼火蝶舞ギガドレインウルガモスを採用。

ここまでで飛行の一貫ができており、ボルトロスやランドロス等の飛行テラバ持ちに不利を取られがちだったため、対策としてウォッシュロトムを採用。

嫁枠のエーフィは今期も受けループ対策要員で採用。

エーフィ、カイリュー、ミミッキュ、パオジアン、ウルガモス、ウォッシュロトムで構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

カイリューの初手飛行テラバで火力を押し付け1~1.5体程度瀕死にし、ミミッキュで2体目を処理 or 呪い、パオジアンで締めるのを目標とする。

初手カイリューが不利を取りそうで選出できない場合はウルガモス or ロトムを先発にし、ミミッキュ+パオジアンで締めることを目指す。

◆個別紹介◆

エーフィ@こだわりスカーフ
テラスタイプ:フェアリー
控えめ マジックミラー
163(180)-x-80-194(252+)-115-140(76)
サイコキネシス/マジカルシャイン/サイコショック/トリック

C:特化
S:準速87族抜き
H:残りぶっぱ

受けループ殺しエーフィ。嫁。

Sをかなり落とし、火力とHPに裂いた。スカーフは押し付けること前提で持っている。

特性とサイキネとサイコショックを使い分けることで受けルに強く出れる。

完全対受けル専用個体なので受けル以外に出してはいけない。

最終日3回受けルに当たったので出番はあったしそこでは活躍してくれた。

選出率6位。

カイリュー@ラムのみ
テラスタイプ:飛行
意地っ張り マルチスケイル
191(196)-202(236+)-115-x-120-110(76)
テラバースト/じしん/けたぐり/アクアジェット

H:191調整
S:4振りウォッシュロトム抜き抜き(遅いサーフゴー意識)
A:残りぶっぱ

視聴者さんにはおなじみ飛行テラバカイリュー。

最終日前日まで竜舞ノマテラカイリューが強いと色んなところで見かけていたので使おうと努力したが、私には上手くいかず最終日は飛行テラバに回帰した。

相変わらず飛行の通りは良いので安心して対面できる。

偉いのはけたぐりで、ガチグマをけたぐり→アクジェでほぼ何もせず飛ばすことができるのでガチグマ相手にはイージーウィンできた。

アクジェとしんそくは一長一短だが、裏にミミッキュを控えさせるのであればアクジェの方が有用に働くことが多いと考えている。(相手のハバカミをアクジェ→かげうちで縛れるため)

選出率3位。

ミミッキュ@いのちのたま
テラスタイプ:草
意地っ張り ばけのかわ
131(4)-156(252+)-100-x-125-148(252)
じゃれつく/ウッドハンマー/のろい/かげうち

AS準速

呪いミミッキュレギュD版。

ガチグマ意識でウッドハンマーの採用……だったのだが、ツツミに刺さったり水ウーラオスに刺さったり用途外の使い方の方が多かった。

今期の呪いミミッキュはウッドハンマーの枠がドレインパンチ(対ヒードラン)、シャドークロー(対サーフゴー)と選択だと思うのだが、どれを使っても一長一短で突出して強い技があるわけではない印象だった。

どうせウーラオスには抜かれるから最速にしなくていいか、と諦めて準速にしたのにこちらの方が速いことが多くてちょっと苦笑いしたりもした。

選出率2位。

パオジアン@きあいのタスキ
テラスタイプ:ゴースト
陽気 わざわいのつるぎ
155-172(252)-101(4)-x-85-205(252+)
つららおとし/かみくだく/せいなるつるぎ/こおりのつぶて

AS最速

どう考えても使い得ポケモンだと思っているので優先的に構築に組み込んだ。

初手にはあまり出さず、最後のスイーパーを任せていた(カイリュー、ウルガモス、ミトムのどれかを優先的に初手に投げたいことが多いため)。

レギュDはステロ撒きが少ない印象で、いたとしてもディンルーな場合がかなり多かったように思う。

ディンルーにはロトムを初手に合わせるとトリック読みをされてカタストロフィから入られるので、ステロを撒く隙を与えずタスキが潰されない。そのため襷スイーパーが安定していた。

ふいうち択が嫌いすぎるのでかみくだく+つぶての採用。

ヒスイヌメルゴン、ノマテラカイリュー、ヒードランあたりによく刺さるのでせいなるつるぎも外せなかった。

唯一気になったのは水ウーラオスに碌な打点がない点。かみくだくoutでサイコファングを仕込もうかと思ったが採用に至るまで対戦回数を重ねられなかった。

選出率1位

ウルガモス@オボンのみ
テラスタイプ:くさ
ずぶとい ほのおのからだ
174(110)-x-128(252+)-156(4)-126(4)-138(140)
ほのおのまい/ギガドレイン/ちょうのまい/おにび

S:1舞で136族(テツノツツミ)抜き
B:パオジアンやウーラオス意識で特化
H:残りで偶数(オボン発動調整)
CD:あまり

パオジアンがいると初手カイリューが安定しないのでどうしたものかと考えながらボックスを見ていたら目が合った。

パオジアン相手に初手に出して蝶舞→鬼火をするのを目論んだが、その通りにいくこともあれば裏からヘイラッシャが出てきて草テラスギガドレが刺さったりすることもあり使い心地は良かった。

水ウーラオス対面でもテラスを切ればカモれて偉い。特性でやけども期待できる。

あさのひざしがないため体力管理がとてもシビアなのでギガドレ+オボンで上手くやりくりすることが大事。

選出率5位。

ウォッシュロトム@こだわりメガネ
テラスタイプ:鋼
控えめ ふゆう
157(252)-x-127-172(252+)-127-107(4)
ハイドロポンプ/ほうでん/トリック/ボルトチェンジ

HCぶっぱ

飛行テラバ(ランドロス、ボルトロス、カイリュー)とオオニューラのねこだましアクロバットが辛いと嘆いていたら視聴者さんにミトムを勧めてもらったのでピンときて採用。

ボックスにいた子の技だけ変えて朝まで使い続けたが、絶対ちゃんと良い調整があるはず。良い調整候補を考えつくまで至らなかった。

相手にディンルーがいるとほぼ確実にディンルーから投げられるので合わせて初手に投げ、メガネトリックをしてカタストロフィを撃つポケモンになってもらうよう対処していた。

下手に初手カイリューでテラバぶっぱするよりミトムでドロポンorほうでん連打している方が刺さることも結構あったので、もうちょっと戦略を煮詰められたら強くなれそうな気がする。

選出率4位。

◆選出パターン◆

▸基本選出
先発カイリュー + ミミッキュ + パオジアン
カイリューで殴る→ミミッキュで処理・削り・呪い→スイーパー出勤の基本ルート。

▸相手に初手飛行テラバをしてきそうなポケモンやディンルーがいる場合
先発ロトム + ミミッキュ + パオジアン
ロトムで攻撃 or メガネトリックから入る。

▸相手が先発パオジアンと思われる場合
先発ウルガモス + ミミッキュ + パオジアン
ウルガモスで蝶舞鬼火から入る。

▸対受けループ
先発ロトム + エーフィ + カイリュー or パオジアン
ロトムでボルチェンしてエーフィに繋ぐ。
相手の初手はステロ or どくびしが多いのでエーフィで跳ね返してアドを取る。

◆苦手なポケモン◆

▸バサギリ
ただでさえステロが痛いのに岩タイプの攻撃も受けるのが辛すぎた。
最終日にはあまり見かけなかったので特別対策はしなかったが、バサギリが多かったらこの構築は成立していない。

▸でんじはHBサーフゴー
ラムを盾にカイリューの地震で処理できないときつい。こいつのせいでミミッキュにシャドクロを入れるべきか悩んだ。

▸毒テラスビルドウーラオス
単純に硬すぎて嫌だった。

◆結果◆

TNマキノ 最終824位(レート1935)

◆雑感◆

最終日前日に10000位だった時はどうしたものかと思いましたが、使い慣れたポケモンを招集することで新しいレギュレーションでも3桁は達成できるということが分かり自己肯定感を保つことができました。

土壇場でも組み合わせられるくらいポケモンを使い慣れることが大事なのかもと思い、そのためには色んなポケモンを日々使ってみることが大事なんだろうなと思いました。

構築が上手く組めているかはひとまず置いておいて、ポケモン自体の使い方を理解しているかは後に響いてくるということを身をもって知った次第です。

この構築はエーフィ、カイリュー、ミミッキュ、パオジアンまではすぐ組めたのですが、その後の思いつきで入れたウルガモスが予想以上に活躍してくれ、最後に入れたロトムも使ってて爽快なくらい役割を果たしてくれたので最終日は楽しかったです。

もうちょっと早くこの構築を組めてたらなと思いますが、火事場の馬鹿力じゃないですが追い詰められて覚醒する力みたいなものも人間にはあると思うので仕方ないのかな、なんて。

構築記事は書くことで勉強になると思うので今回書かせていただきました。次はもっと高レートで構築を紹介できるように頑張ります!

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【ポケモンSV】S6シングル最終710位(レート1916)初手テラス対面構築~いつメンと金魚と猿~

◆はじめに◆

こんばんは!

ポケモンのランクマばかり配信しているVtuberの紫代マキノといいます。

S6で最終3桁で終われましたので、構築記事を書きたいと思います。

この記事を書き残すことで、来月に向けてのステップアップを狙っていきたいと思っています…!

良かったらお付き合いください。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

S5はランクマを休んでおり、S6になって色々な構築を試したものの全然上手くいかず、結果として自分のS4の構築を多少いじればまだ通用しそうだと最終日3日前に気付いたため、S4の構築を改造することにした。

【ポケモンSV】S4シングル最終レート2017(383位)総大将と可愛い仲間達の初手テラス構築

4災が軒並み悪タイプであることと、その対策の格闘タイプの攻撃技が多く飛んでくる懸念からドドゲザンは解雇することとした(好きなんだけど、ほんとごめん)。

カイリューは格闘技(けたぐり)を仕込めば4災にも対応できると思ったため、しんそくを抜いたけたぐり採用カイリューを使うこととした。

ミミッキュテツノツツミは相性が良い(のろい→みがわりコンボが現環境でも強い)ので続投。

加えてカイリューと相性の悪いポケモン(水ロトム、アーマーガア、セグレイブ、キョジオーンなど)を軒並み対策できそうなスカーフイーユイを新たに採用。

嫁のエーフィも受けループ対策枠として問題無いと思ったため続投。

最後にもう1つのカイリューの弱みを誤魔化せそう枠としてチョッキいのちがけコノヨザルを採用。

エーフィ、カイリュー、イーユイ、ミミッキュ、コノヨザル、テツノツツミで構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

▸カイリューの初手飛行テラバで火力を押し付け1~1.5体程度瀕死にし、ミミッキュで2体目を処理 or 呪い、残りのポケモンで締めるのを目標とする。

▸カイリューが選出できない場合はコノヨザルとイーユイを組み合わせて対処することを目指す。

◆個別紹介◆

エーフィ@こだわりメガネ
テラスタイプ:フェアリー
控えめ マジックミラー
151(84)-x-80-194(212+)-115-157(212)
サイコキネシス/マジカルシャイン/サイコショック/トリック

H:151調整(ちきゅうなげ意識)
S:最速90族抜き
C:残りぶっぱ

嫁枠の受けル(ハピラキ)殺しエーフィ。

最終日は3回出番があり、2回イージーウィンを取れた。

サイキネとショックで擬似両刀しつつトリックで詰ませることを目指す。

ハピラキは悪テラスなのでショックを見るなりテラス切ってくるから分かりやすくて可愛い(可愛くない)。

Sをもっと落として耐久に裂くべきか常に悩んでいます。
誰か受けル対策しつつエーフィの長所も潰さない良い調整あったら教えて下さい。

選出率6位。

カイリュー@ラムのみ
テラスタイプ:飛行
意地っ張り マルチスケイル
191(196)-202(236+)-115-x-120-110(76)
テラバースト/じしん/けたぐり/アクアジェット

H:191調整
S:4振りウォッシュロトム抜き抜き(サーフゴー意識)
A:残りぶっぱ

S3から愛用している初手飛行テラバカイリュー。

最速ドドゲザンが環境からいなくなったため、Sを少し落とした。

ラムのおかげで鬼火で機能停止しなかったり、ヘイラッシャやカバルドンに居座ってひたすらテラバ連打できたりして割と快適だったので、初手テラバカイリューはくちばしではなくラムが正解なのではと思い始めている。

しんそくを外してけたぐりを入れたが、これは相手にディンルーがいる場合でも臆せず選出できるようにしたため。

しんそくが無いと困るのではと危惧していたが、実際に困ったのは初手がテツノツツミ相手の時くらいだった。

初手パオジアン相手にはテラスを切ってからけたぐり→アクジェで対処していた。しんそくがチラつくせいか襷で耐えられてもふいうちを打たれたことは一度も無かった。

パオジアン対面は怯んだら降参すると割り切っていたが、最終日に怯まされたことはなかった。MVP。

選出率2位。

イーユイ@こだわりスカーフ
テラスタイプ:フェアリー
控えめ わざわいのたま
131(4)-x-104(28)-201(220+)-141(4)-152(252)
ふんえん/あくのはどう/テラバースト/オーバーヒート

HB:意地パオジアンの等倍テラバ耐え
S:準速
C:残りぶっぱ

最終日までメガネで使っていた名残でパオジアンのテラバ耐えまで振った型のまま使っていたが、最終的にスカーフにしたのであまり意味がない気がする。

Sラインを考えた調整ではない(ただの準速)なので、スカーフで使うならもっと良いSおよび耐久の調整がありそうなため、来シーズンも使うならちゃんと考えたい。

ただこのままでも役割はちゃんと遂行できていて、カイリューの苦手なポケモン(Bが固い集団)に軒並み強く出られるので使っていて楽しかった。

可愛いかどうかは永遠に審議。

選出率4位。

ミミッキュ@いのちのたま
テラスタイプ:ゴースト
陽気 ばけのかわ
131(4)-142(252)-100-x-125-148(252+)
シャドークロー/じゃれつく/のろい/かげうち

ASの最速

いつもの呪いミミッキュ。

ドドゲザン・ジバコイルが環境からいなくなったので今回はドレインパンチではなくシャドクロを採用。

相手にカイリューがいたら絶対選出する。つまりほぼ毎回出勤。

マルスケ相手へののろいの強さはS6でも健在だった。

ミミッキュは体感意地っ張りの方が多いようで、ミラーのかげうちはいつも先制できていた。

ハバカミ相手には皮がある時はじゃれから入ると決めているので外さないでよね(圧)

選出率1位。

コノヨザル@とつげきチョッキ
テラスタイプ:炎
意地っ張り せいしんりょく
215(236)-146(84)-101(4)-x-111(4)-146(180)
ふんどのこぶし/ドレインパンチ/がんせきふうじ/いのちがけ

SVシーズン4【46位】ハッサムコノヨドゲザ&キラキラテラスタルフレンズ【R2152】
↑こちらのコノヨザルの調整をそのまま拝借した。
述べられている通りの活躍をしてくれたのでありがたかった。

6月1日の0時に採用。この枠は上手くハマるポケモンが浮かばず、最後の最後まで入れ替えていた。

カイリューが苦手な水ロトム、セグレイブ、アーマーガアあたりが相手にいる場合は選出する。

相手にするのが面倒そうなポケモンが出てきた場合や、鬼火で機能停止してしまった場合のいのちがけには何回か救われた。

パオジアンにやんわり強くなれるかも?と思い精神力での採用。

コノヨ相手に誰も催眠技は打ってこないし、負けん気の発動機会もなかったので精神力で良かったんだと思う。

可愛くは無いしかっこいいかと言われても?だけど、嫌いじゃない珍しいポケモン。

選出率5位。

テツノツツミ@ブーストエナジー
テラスタイプ:ゴースト
臆病 クォークチャージ
131-x-134-176(252)-81(4)-206(252+)
ハイドロポンプ/れいとうビーム/みがわり/フリーズドライ

CSの最速

いつもの最速ブーエナツツミ。

できるだけ冷凍ビームでスイープさせたいので相変わらずアンコールは不採用。

パオジアン・ハバカミ環境なのでスイーパーはイーユイに任せることもあったが、相変わらずミミッキュの呪い+ツツミのみがわりのコンボの強さは健在だったのでツツミの方が優先度は上だった。

よく見てる配信者さんが「ドロポンは楽しいことを考えてると当たる」と言っていたので、最終日に実戦したところ本当にドロポンなのか!?と思うくらい当てまくったので良かったら皆様も試してみて下さい。

選出率3位。

◆選出パターン◆

▸基本選出(選出順固定)
カイリュー + ミミッキュ + テツノツツミ or イーユイ
カイリューで殴る→ミミッキュで処理・削り・呪い→スイーパー出勤の基本ルート。

▸相手に水ロトム、アーマーガア、セグレイブ、キョジオーンのいずれかがいる場合
コノヨザル + イーユイ + ミミッキュ or テツノツツミ
コノヨかイーユイが先発。この選出の錬度はもっと上げる必要がある。

▸VS受けループ
コノヨザル + エーフィ + @1
コノヨ先発で相手がステロorどくびしを撃ってくるのをエーフィで跳ね返す。
ハピナス(ラッキー)が出てくるのでサイコショックで応戦しつつ、ハピ以外の1体はコノヨのいのちがけで持っていく。

◆苦手なポケモン◆

▸水ロトム、アーマーガア、セグレイブ、キョジオーン
カイリューが通らないので裏選出をしなければならないが、裏選出は錬度不足だったので当たらないことを祈っていた。沢山遭遇するわけではないので、裏選出でなんとかなったらラッキーと思っていた。

▸ハッサム+パオジアン(氷タイプ)
初手カイリューを選出した場合、とんぼ→氷技のコンボを決められてしまうと非常に辛い。

▸初手で怯ませてくるパオジアン
降参。

◆結果◆

TNマキノ 最終710位(レート1916)

◆雑感◆

S6は色々構築を試していましたが、常に5000位前後を彷徨ってしまう程上手くいかず、最終日3日前に開き直って初手テラバカイリューに立ち返ったところ、なんとか3桁まで上げることができてひとまず安心しました。

来月はブラッシュアップして自己ベスト更新できるよう頑張りたいです!

この構築の強さはまだ探求しがいがありそうなので楽しみです。

はー、パオジアンも上手いこと使えたらいいんだけどな~!(ふしゃーん!)

今回は未来の自分が見返すために書いた記事のようなところがあるので、いつにも増して内容がなくてすみません…!ここまで読んで下さってありがとうございました。

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【ポケモンSV】S4シングル最終レート2017(383位)総大将と可愛い仲間達の初手テラス構築

◆はじめに◆

こんばんは!

ポケモン配信Vtuberをやっております紫代マキノといいます。

この度、最終383位、レート2017を達成したので、記念に構築記事を書かせていただこうと思います。

S3の構築の発展形になっておりますので、興味のある方はS3の記事も併せて読んでいただけるとより分かりやすいかと思います。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

S3でレート2000を達成したが、構築が突貫に近くまだ洗練させられると思ったため引き続き使って煮詰めることにした。

S3はカイリューかハバタクカミで初手テラスを切ることが構築のコンセプトだったが、終盤はハバタクカミをほぼ出せなかったため、カイリューとは別の初手テラス枠を考えた。

構築はカイリューの初手飛行テラバでごり押しする戦略だが、ごり押せたのは通りの良いタイプ(飛行)の一致タイプテラバ・十分な攻撃種族値・出し負けしない耐久力の3点が大きな要因だったと考察できた。

加えて、カイリューがセグレイブやアーマガア、ミミズズ、キョジオーンに弱く、それらにも不利を取らない初手テラスの適応性がありそうなポケモンを探求したところ、悪テラス鉢巻ドドゲザンが該当すると思われたため採用した。

カイリュー対策の呪いミミッキュ、高速かつ技範囲の広さでスイープできるテツノツツミは問題無いと思ったためそのまま続投(ミミッキュの技をシャドークロー→ドレインパンチに変更した程度)。

嫁枠のエーフィは型を変更。メガネを採用できるようになったので受け気味の構築により強くなった。

ヒートロトムも型を変更。セグレイブの相手をする必要があまりなくなったので、HBからHCにすることにした。

エーフィ、ドドゲザン、カイリュー、ミミッキュ、ヒートロトム、テツノツツミで構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

出し負けないポケモンの初手一致テラスで火力を押し付け1~1.5体程度瀕死にし、ミミッキュで2体目を処理 or 呪い、残りのポケモンで締めるのを目標とする。

◆選出パターン◆

VS受けループ以外はテラス枠(ドドゲザン or カイリュー)が初手固定

【基本選出】
カイリュー+ミミッキュ+テツノツツミ
(以下のパターンに該当しなければ積極的にカイリューの選出をしていた)

【VSアーマーガア、ミミズズ、キョジオーン、セグレイブ入り】
ドドゲザン+ミミッキュ+(テツノツツミ or ヒートロトム)

【VSセグカミラッシャ】
ドドゲザン+テツノツツミ+(ミミッキュ or ヒートロトム)

【VS受けループ】
エーフィ+ドドゲザン+ミミッキュ

◆個別紹介◆

エーフィ@こだわりメガネ
テラスタイプ:格闘
控えめ マジックミラー
143(20)-x-83(20)-200(252+)-116(4)-157(212)
サイコショック/テラバースト/シャドーボール/トリック
C:特化
S:最速90族抜き

嫁枠。

キョジオーンドオーが憎くて開発した型だったが、最終的に受け気味の構築に出すいつもの選出パターンになっていた。

Sは落としすぎてコノヨザルやセグレイブあたりに負けると悔しいので90族まで抜く調整。

ハバタクカミがいない構築にはワンチャン出せることが最終日前日に分かったので、最終日にも多少使った。

あまり相手をしたくないカバルドンやキノガッサの牽制になってはいるようなので、存在していることに意味があるのかもしれない。

選出率6位。

カイリュー@するどいくちばし
テラスタイプ:飛行
意地っ張り マルチスケイル
191(196)-199(212+)-115-x-120-113(100)
テラバースト/じしん/アクアジェット/しんそく
H:191調整
S:最速ドドゲザン抜き
A:残りぶっぱ

今期も活躍の自慢のカイリュー。耐久と火力を兼ね備えている大好きなポケモン。

前期はセグレイブがいる場合でも強引に選出(からのロトム引き)をしていたが、あまり強い動きではないと思ったため、セグレイブ入りにはドドゲザンに頑張ってもらうことにした。アーマーガアやキョジオーンがいる場合も同様に選出しないことを心がけた。

初手テラバして先制技を振って荒らして去ってもらうのが仕事なので、竜舞や羽休めを入れるよりも先制技2枠採用の方がこの構築には合っていると思う。

Hをもう少し落としてAを特化するとより良くなる可能性もあるかもしれないが、このままで特に火力で困ったことがなく、耐久に信頼を置いていたので今期もH191調整のまま続投していた。

選出率同率2位

ドドゲザン@こだわりハチマキ
テラスタイプ:悪
意地っ張り そうだいしょう
189(108)-205(252+)-140-x-105-89(148)
ドゲザン/アイアンヘッド/けたぐり/ふいうち

A:特化
S:4振りアーマーガア抜き

今期の肝。

悪テラスドゲザンは通りが良く、高いA種族値から更に鉢巻を持たせることで火力も出すことができ、耐久力も十分あるポケモンなので初手テラスに適していたと思う。

ほぼ初手出し固定なので最初は負けん気で採用していたが、発動機会が全く無かったため総大将に変更した。一応初手悪テラスドゲザンで相手を倒した後に取っておいて、後から総大将補正を乗せたふいうちを振ることがあるので、総大将の方が発動機会があってお得だと思われる。

配信で2000チャレをした際に、ラス1対面総大将×1.2補正悪テラス鉢巻ふいうちで少しだけ削れたチョッキコノヨザルをワンパンした時は最高に興奮した。強すぎる。

技はドゲザン、ふいうち、アイアンヘッドまでは確定で、最後の枠にはけたぐりを入れた。構築がジバコイルやドドゲザンに重めなので、けたぐりは地味に使用する機会があった。

ドドゲザンを採用すると格闘タイプの選出を強力に誘導するのでフェアリーテラスでの使用も試したが、この構築のこの枠はアーマーガアが見れることが最重要という結論に至ったので最終的に悪テラスでの採用となった。

鉢巻ドドゲザンを単体で考察をするとフェアリーテラバはなかなか魅力的で使ってて楽しかったので、別の構築を作る際に覚えておきたいと思った。
(フェアリーテラスドドゲザンについてアドバイス下さった暇士さん、ありがとうございました)

選出率同率2位

ミミッキュ@いのちのたま
テラスタイプ:ゴースト
陽気 ばけのかわ
131(4)-142(252)-100-x-125-148(252+)
ドレインパンチ/じゃれつく/のろい/かげうち

ASの最速

前期の型とほぼ一緒。

シャドークローだった枠がドレインパンチになっているが、これは前期シャドークローを撃ちたかった相手が主にサーフゴーだったためで、今のサーフゴーはスカーフが大半を占めているのに加え、ドドゲザンやロトムがいることで選出させない圧をかけているのでかげうちのみの採用でもあまり問題がないと思い変更。

基本選出で重めなドドゲザン、ジバコイル意識の採用だったが、地味にノマテラカイリューやテツノツツミに刺さることがあり使い勝手は良かった。

今期も初手テラス枠で荒らした後の処理をしてもらったり、カイリューを呪ってもらったりした。そのため9割以上選出していた。

初手テラス枠に目が行きがちだが、真の立役者はこのミミッキュである。

テラスタイプはかげうちのリーチが伸びていいのかなと思い一応ゴーストのままで使った。

最終日1試合だけハバタクカミ相手にテラスを切って勝った試合があったのでゴーストのままでいい……のか?

選出率1位。

ヒートロトム@オボンの実
テラスタイプ:鋼
控えめ ふゆう
157(252)-x-127-172(252+)-127-107(4)
オーバーヒート/シャドーボール/イカサマ/ボルトチェンジ

HCぶっぱ

不思議なフルアタロトム。

前期とは違い控えめHCで採用。

ハッサムやアーマーガアがいる時くらいしか選出しないので正直あまり使用感は分かっていない。

シャドーボールはハバタクカミ意識、イカサマはセグレイブ意識でやんわり役割対象以外にも対応できるようになっている。

テラスタイプはふゆうと相性の良い鋼。使用機会はほぼ無かったが無難で良いと思う。

選出率5位

テツノツツミ@ブーストエナジー
テラスタイプ:毒
臆病 クォークチャージ
131-x-134-176(252)-81(4)-206(252+)
ハイドロポンプ/れいとうビーム/みがわり/フリーズドライ

CSの最速

前期から変更点無しのスイーパー。

初手テラス枠→呪いミミッキュ→からのアンカー的存在。

前期同様安定の強さだった。

アンコールが欲しくなる場面もあったが、対戦相手が勝手に見えないアンコールを読んでくれてプレイングがぐちゃぐちゃになってくれることが意外とあり、これもブナジーツツミの強さの一因かなと思った。

個人的にはメインウェポンがフリドラになるのは火力不足すぎると思っているので、れいとうビームは切れなかった。

選出率4位

◆苦手なポケモン◆

▸格闘ポケモン・セグレイブの並び

初手ドドゲザンにすべきかカイリューにすべきかで悩むので当たりたくなかった。
ドドゲザンにして裏にミミッキュを控えさせるか、カイリューにして裏にロトムを控えさせることで保険にはなるが、この構築の出し負けはかなりディスアドだと思うのでできるだけ選出を読みたい。

◆結果◆

TNマキノ 最終383位(レート2017)
TNマキあーじゅ 最終847位(レート1977)

◆雑感◆

今期もレート2000を達成できて嬉しいです!

前期は初のレート2000達成に満足して4桁順位で撤退してしまったので、リベンジできて良かったです。

最終3桁前半とか500位切りって書くとカッコイイ感じがしていいな~!とニコニコしています。

ドドゲザンとカイリューが強かった!初手テラス強いです!SVでの戦績に悩んでる方がいたらぜひ一度初手テラスを試してみて欲しいと思う、初手テラス教教祖です。

前期の最終日構築を上手くブラッシュアップでき、プレイングも洗練できて終盤常に3桁キープできたのは良い経験になりました。

2ROMで3桁入っているので、もう弱そうとか運だけとか言わせません!!(๑´▿`๑)

◆リンク◆

S4最終日のレート2000チャレ動画!

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【ポケモンSV】S3シングル最終レート2004(1145位)魂の初手テラス♥可愛い対面構築

◆はじめに◆

こんばんは!

Vtuberをやっております紫代マキノと申します。

もう2年以上ポケモンのランクバトル実況ばかりやっております。

この度、レート2000を達成したので、嬉しくて久々に構築記事を書く運びとなりました。

視聴者のみなさんも、そうでないみなさんも、ぜひ読んでいただけたら私幸いでございます…!!


まず、この構築を組むにあたっての経緯なのですが。

シーズン2で最終5桁という結果になり、ポケモンの勝ち方が全く分からなってしまい、このままではいけないと思いました。

私は剣盾では最終3桁を何回も取ったことがあるので、それなりにポケモンができるはずなのですが、SVでは全く勝てなくなってしまい、途方に暮れました。

シーズン2最終日に不甲斐なくて本気で泣きました。そして5日間失踪しました(ご心配おかけして申し訳ありませんでした…)。

でも負けっぱなしでは悔しい。なんとかSVでも結果を出したい。沈んだままだろ起き上がらなくちゃ。

そこで私は考えました。剣盾では何故勝てていたのか。

初手ダイマです。

私は剣盾終盤の禁伝ルールにおいて、レシラムの初手ダイマ始動→受け回す構築を好んで使っていました。

レシラムは技範囲がとても広くて耐性も優秀で、殆ど出し負けをすることがないので安定して火力を押し付け、暴れた後に受けポケモン(エアームド、ハピナスやミミッキュ)を出し、最後にカウンターふいうちエースバーンで締める……という戦法を使って結果を残していました。

この戦術をSVでも再現できないかと考えました。

~前置き終わり~
(ここからいつも通りの論調になります)

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

まず、初手ダイマに匹敵するのは初手タイプ一致テラスタルだと思い、これができるポケモンを考えた。

S3はパラドックスポケモンが解禁された初めてのシーズンなので、パラドックスから候補を考えてみることにした。

ポケ徹で見つけたほぼパラドックス統一のレンタルパーティを使ってみて、耐久調整したフェアリーテラス眼鏡ハバタクカミが火力と広い技範囲を持っていて優秀だと思い、ハバタクカミを軸にすることに決定した。

しかし、ハバタクカミを初手テラス枠にすると、初手ハッサムやジバコイルが辛いと思い、相手の構築にこれらが考えられそうな時に対抗できるポケモンとして飛行テラステラバカイリューを第2の初手テラス枠として据えることにした。
(2番目に採用したが、最終的に初手テラス枠はほぼカイリュー固定になった。個別紹介にて後述。)

次に、初手テラスで暴れた後の受けをどうするかを考えた。
対面構築になるので、とりあえずミミッキュが入れ得と思いミミッキュを入れることにした。
今シーズンもカイリューが大流行すると思い、のろいを入れることによってマルスケを剥がそうと考え、のろい型でいくことにした。

ハバタクカミやサーフゴーも流行しているので、この段階で技はシャドクロ、かげうち、呪いまで確定させた。

4体目は初手テラス+ミミッキュで荒らした後、とにかく素早いアタッカーでスイープしたいと考え、ブーストエナジー持ちテツノツツミを採用した。

クォークチャージを発動させると現環境ではスカーフドラパを除き一番速いのが魅力だった。また、クォークチャージのおかげでスカーフと違い技の撃ち変えができる点も魅力だった。

技範囲も水+氷+フリーズドライ(水抜群)という脅威の広さで、最後にゴリ押しすることができると考えた。

そしてここまで組んだ後、相棒枠であるエーフィにどのような役割を与えるか考えた。
エーフィは受けループにはとても強いので、受けループを相手してもらうことにした。

最後(最終日後半)に、この5体だと重いセグレイブや鋼枠に対抗できるようヒートロトムを採用。
イカサマを採用することでセグレイブに強く、初手カイリューで対面してしまった際に引いて展開しなおすことができるようになった。

◆構築のコンセプト◆

とにかく初手テラスで火力を押し付け12体瀕死にし、ミミッキュで呪い、スイーパーで締めるのを目標とする。

◆基本選出(全て順固定)◆

(カイリュー or ハバタクカミ)+ミミッキュ+テツノツツミ
8割程度がこの選出

VS セグカミラッシャ
カイリュー+ヒートロトム+テツノツツミ

VS受けループ
エーフィ+ハバタクカミ+ミミッキュ

◆個別紹介◆

エーフィ@こだわりスカーフ
テラスタイプ:フェアリー
臆病 マジックミラー
143(20)-x-86(44)-181(244)-116(4)-170(196+)
サイコキネシス/マジカルシャイン/サイコショック/トリック

HB:陽気ガブリアスのじしんを耐えられる程度を目安
S:最速ガブリアス抜き

相棒枠。対受けループ最強の型。

調整はシーズン1から使っている汎用的(だと自分では思う)な調整。

初手でスカーフを押し付け、相手によってサイコキネシスかサイコショックを選択することで擬似両刀になり簡単に受け破壊ができる。

ただ、最終日は受けループに1度も当たることがなく、マスコットになってしまっていた。

受けループ対策よりもキョジオーン対策を優先させて隠密マント型を持っていった方が良かったかもな、とシーズンが終わってから思った。

しかしながら、この構築は受けループが苦手なため、必要な枠ではあったと思うところもあり……。

一応最終日以外はちゃんと使う機会があって一定の結果を残してはいるし、配信でも活躍した場面は見せている。

選出率6位。

カイリュー@するどいくちばし
テラスタイプ:ひこう
意地っ張り マルチスケイル
191(196)-199(212+)-115-x-120-113(100)
テラバースト/じしん/アクアジェット/しんそく

H:191調整
S:最速ドドゲザン抜き

自慢のカイリュー。

このカイリュー自体はシーズン初期に自力で開発していたが、後から某有名実況者もほぼ同じ型を使っていたようで、シーズン中盤ではマークされていて使い辛かった。
しかし終盤になるとマークから外れているように感じ、最終日に使う運びとなった。

相手と出会って2秒で初手テラスを切り、飛行テラバでごり押しするのがお仕事。
削りきれなかった相手にはしんそく or アクアジェット(対ゴースト)をダメ押しすることで対応する。

カイリューの初手テラバがこの構築のコンセプトであり、これが全てと言っても過言ではない。とても強かった。

とにかく初手テラバで押し切りたいので持ち物はタイプ強化のするどいくちばしにしていた。

アクアジェットは2番手に出てきたハバタクカミを3割程度削ることができ、ミミッキュのかげうち圏内に入れることができるため、ネタではなく本当に必要な技だった。

タイプ一致テラス+先制技の通りの良さは爽快だった。あのクエスパトラも油断させた上で安全に狩ることができる。

技範囲的には飛行テラバ+じしんで対アーマーガアやミミズズ以外には十分なため、先制技2枠採用でも問題はなかった。

HPを被定数ダメージの効率が良い191まで振っているが、この調整のおかげでルミナコリジョン+テツノドクガのヘドロウェーブまで耐えることができたので良い調整だったと思う。

選出率2位。

ハバタクカミ@こだわりメガネ
テラスタイプ:フェアリー
臆病 クォークチャージ
145(116)-x-75-184(228)-155-193(164+)
ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/サイコショック

HD:控えめハバタクカミのシャドーボール確定耐え
S:最速マスカーニャ抜き

第2の初手テラス枠。

カイリュー初手が通ってなさそうな時に選出していた……のだが、最終日の最後の方は多少無理をしてでもカイリューを選出した方が勝率が良くなる気がして殆ど選出しなかった。

終盤は常にマークされていて、構築に入っているだけで何かしらの対策ポケモンが選出される印象だった。

おかげでジバコイルや霊テラスドラパルトは出てくるんだろうなという予想は立てやすかったし、カイリューがそれらに強かったので選出誘導的な意味では良かった。

メガネムーンフォースの絶対的な火力は気持ち良い。撃たせてくれればだが。。

選出率5位。

ミミッキュ@いのちのたま
テラスタイプ:ゴースト
陽気 ばけのかわ
131(4)-142(252)-100-x-125-148(252+)
シャドークロー/じゃれつく/のろい/かげうち

ASの最速

初手カイリューやハバタクカミで暴れた後の中継ぎ役。
先発が削ってくれた2番手の相手を仕留めたり、のろいで削ったりすることが役割。

この構築はのろいがカギとなっていると言っても過言ではなく、このミミッキュは9割選出していた。

のろいが相手のカイリューを始めとした耐久のあるポケモンに強いのでシーズンを通してずっと使っていた。

初手をハバタクカミにした際にテラスを切る必要がないと思った場合等にミミッキュでテラスを切ることがあり、その際のシャドークロー+かげうちはとても強かった。やはりタイプ一致テラスタルは強い。

選出率1位。

ヒートロトム@オボンの実
テラスタイプ:フェアリー
図太い ふゆう
157(252)-x-173(244+)-126(4)-128(4)-107(4)
ほうでん/オーバーヒート/イカサマ/ボルトチェンジ

HB:セグレイブのきょけんとつげきを受けるためにほぼ特化
S:麻痺した最速ドラパルト抜き

最終日のメン限配信の直後に入った助っ人。

この枠には隠密マントサザンドラが入っていたが、キョジオーンが減っていると感じたため、明確なセグレイブ対策を優先させた。

この構築は対面構築だが、このロトムを使う時だけは交換する。

最終日の後半は初手をカイリューでほぼ固定していたため、相手の初手がセグレイブだった場合にこのロトムに引いていた。
イカサマが強く、数々のセグレイブを闇に葬った。

このロトムを入れてからヘイラッシャを選出されることが少なくなり、厄介なプレイングをしなくて済むことが増えてラッキーだった(ロトムとテツノツツミで見れるとはいえ出て来ないに越したことは無い)。

構築にハバタクカミを入れているため、ジバコイルやハッサムを呼ぶので鋼対策にもなったのがポイントが高かった。

テラスタイプはきょけんとつげきを透かせるようフェアリーにしてみたが、使う機会はなかった。

選出率4位。

テツノツツミ@ブーストエナジー
テラスタイプ:どく
臆病 クォークチャージ
131-x-134-176(252)-81(4)-206(252+)
ハイドロポンプ/れいとうビーム/みがわり/フリーズドライ

CSの最速

初手テラスカイリュー→呪いミミッキュ→からのアンカー的存在。
脅威の範囲の広さでスイープする役割。

最後に出すことがほぼ固定なので、のろいとの相性の良さもありみがわりの採用となっている。

みがわりは対ヘイラッシャのあくびや、対アラブルタケのほうしを透かすこともできたので入れ得だった。

極力ハイドロポンプを使わないように立ち回る必要があるが、最終日は気合で当ててくれていてレート2000に大きく貢献してくれた。

テラスタイプが毒なのは、対ハバタクカミでムーンフォースを耐えてくれる可能性があるかもしれないということで採用した(今冷静に考えると臆病のムーンフォース耐えくらいまでDを振っても良かったかもと思っている)。

目論みとは違ったが、最終日1回だけキョジオーン対面でボディプレスを対策できたので一応毒にしておいて良かった。

選出率3位。

◆苦手なポケモン◆

▸キョジオーン

最終日に減っていた印象だったため、明確な対策枠を思い切って外したので対キョジオーンへの勝率が落ちた。

受けループが死滅していたのでエーフィを隠密マント型で使えばもっと早くレート2000に上がれただろうと反省。

▸アーマーガア、ミミズズ

カイリューで対応できないポケモン達なので、基本選出とは違った選出をする必要があって多少窮屈。
ヒートロトムやテツノツツミを上手く使う必要がある。

勝率自体は悪くなかったように思うが、カイリューが通らないのはストレスだった。

◆結果◆

TNマキあーじゅ 最終1145位 (レート2004)

◆雑感◆

レート2000という大きな目標を達成できて本当に嬉しいです。

先月のボロボロで泣いていた自分に、来月はレート2000達成できるから安心して、と言ってあげたいです。

最終日はずっとガッチガチに緊張しながら潜っていました。
こんなに緊張して必死でメンタル削りながら何時間も戦うなんて初めてだったので、良い経験になりました。

最終的に可愛いポケモンばっかりになっていて、私の趣味が出ているなと思います。
無理して強いポケモンを使っている時より、可愛いと思っているポケモンを使った方が良い結果になるのは不思議です。モチベが変わるんでしょうね……。

◆リンク◆

▸この構築を使った配信(S4のマスボ上げに使いました)

また、YouTubeで配信をしているVtuberなのでチャンネルの宣伝をさせて下さい。
週3くらいでランクマの配信をやっているので、対戦好きの方良かったら遊びに来て下さい٩( ‘ω’ )و

▸YouTube

Twitterにも大体毎日います。見る側ではツイ廃です。

▸Twitter

また、私がランクマを続けるにあたってとても励まされた修造MADがあるので紹介させて下さい。
途中まではネタ要素強めですが、最後のサビ辺りは奮い立たされます。

▸アキラメンナゼッタイ

【S33シングル最終762位】続々・嫁と勝利のシシ神様と真紅眼白竜

◆はじめに◆

今期は最終762位と前期に比べると全然振るわなかったのですが、最終日に私のレシラムゼルネ構築の最高記録である19チャレまではいけたことと、シリーズが最後だったことがあり記念に構築記事という名の思い出を書いておこうと思います。

基本的にS30S31の時に書いた記事の構築ベースなので、気になった方はそちらも合わせてご覧下さい。

◆使用構築◆

◆コンセプト◆

▸ザシアン、黒バドがいる構築に対しては特殊レシラムで初手ダイマ→晴らす→エースバーンと繋げて炎技で集中攻撃、それ以外の禁伝2体採用の場合はエーフィで壁展開をしてゼルネアスで積んで殴りたい。

◆構築経緯◆

S31で使っていた並びである【エーフィ・ゼルネアス・レシラム・エアームド・ハピナス・メタモン】に一定の手ごたえを感じていたため、欠点を改良することを目指した。

▸改良するにあたって、ずっと気になっていたのがハピナスメタモンの枠だったため、より構築にふさわしいポケモンを探した。

メタモン黒バドザシメタ枠だったのだが、一生同速負けしていたので安定しなかった。そのため代わりにカウンターふいうちエースバーンを採用したところ、黒バドザシに勝ちやすく潰しも利く枠になった。

ハピナスカイオーガメタ枠だがずっとしっくり来ていなかったため、カイオーガに強いポケモン(ガマゲロゲ、トリトドン、エレザード、ラッキー)を一通り試した。
最終日に貯水ランターンを教えてもらい、対カイオーガで使ってみたところほぼ全勝できたため一晩使い倒した。

【エーフィ・ゼルネアス・レシラム・エアームド・ランターン・エースバーン】で構築が完成。

◆個別紹介◆

エーフィ@ひかりのねんど
臆病 マジックミラー
163(180)-x-80-176(76)-115-162(252)
サイコショック/あくび/リフレクター/ひかりのかべ

H:眼鏡ムゲンダイナのヘドロウェーブ最高乱数以外耐え
S:最速
C:余り

前々期と同じ調整のエーフィ。嫁枠なのでかなり無理矢理使っている。
他の壁要員との差別化等、詳しい考察は以下の記事のエーフィの項目で。
【S31シングル最終305位】続・嫁と勝利のシシ神様と真紅眼白竜

あくびは相変わらず強かったが、今シーズンは壁対策(かわらわり等)がされていることが多いように感じ、かわら持ちの警戒は必須だった。
シーズン終盤で何故かマジックミラーが忘れられていることが多く、数々の補助技を跳ね返し悲しい気持ちになった。

禁伝環境だったが繰り出せる時は頑張ってくれた。私のモチベを上げてくれる存在なので一緒に戦えてるのが幸せ。

ゼルネアス@パワフルハーブ
臆病 フェアリーオーラ
205(28)-x-115-180(228)-118-166(252)
ジオコントロール/かみなり/みがわり/ドレインキッス

H:みがわりをちきゅうなげで壊されないよう205
S:最速
C:余り(できるだけ多く)

正義の最速ゼルネアス。
ウーラオスやミミッキュを素で抜けているのは精神衛生上とても良かった。
構築で重めなゼルネミラーにも強く出ることができたので、この構築で使うなら速めの方が良いのだと思う。

エーフィからの壁展開で雑に強いポケモンになる。
ジオコンは必須として、かみなりは対ホウオウや対鋼タイプ、みがわりは飛んでくることが多い麻痺対策で採用。ドレキはゼルネを使う上でとても重要な技で、これがあるだけで場持ちがとても良くなるので採用。
ムンフォを採用していないのはメタモン対策のためだが、意外とドレキ(ダイフェアリー)だけでなんとかなることは多い。

禁伝を使えるようになってからは大体一緒にいた禁伝だったので大好きになった。特に角の華やかさと背中からお尻にかけての曲線がキレイで好き。

レシラム@とつげきチョッキ
控え目 ターボブレイズ
195(156)-x-121(4)-216(212)-141(4)-127(132)
あおいほのお/りゅうのはどう/ストーンエッジ/ソーラービーム

S:準速74族(ガマゲロゲ)抜き
HC:余りを振り分け

いつもの特殊色レシラム様。
出す時は9割初手ダイマしてもらう。
特殊レシラムなのであおいほのおは確定として、りゅうせいぐんではなくりゅうのはどうなのはメタモン意識、ソーラービームは草4倍勢やカイオーガ意識、ストーンエッジはホウオウピンポイント意識。

チョッキを持つことで初手の黒バドやカイオーガに強めに出ることができる。
ゼルネアスを採用しているので初手にザシアンが来ることがとても多く、初手ダイマが安定することが多かった。
レシラムはチョッキのイメージがあるためか、メタモンがコピーしてくる際はほぼストーンエッジを選んでくれるのが面白かった(ホウオウメタ専用技なので撃たれても弱くて助かる)。

エースバーンと組んでもらうことが多かったため、1ターン目はダイドラグーン、2ターン目でダイバーンを押して晴れターンを延ばす選択肢を取ることが多かった。特に黒バドザシアンに対しては有効な戦術になるので、ダイバーンを押すタイミングには気をつけていた。

シリーズ後半からはずっと使っていたので、今ではすっかり推しポケになった(実は使う前までゼクロム派だった)。色レシラム綺麗でうっとりしちゃうよね……。

エアームド@アッキの実
腕白 がんじょう
172(252)-100-211(252)-x-90-91(4)
ボディプレス/てっぺき/がんせきふうじ/はねやすめ

HB:物理受けなので特化

この構築の縁の下の力持ち。
ゼルネ・レシラムがそれぞれ苦手なザシアンやネクロズマ、ランドロス、バンギラス、ドリュウズ等、物理技が強力なポケモン相手に繰り出しててっぺき詰ませるのが役目。

てっぺきボディプレはねやすめまでは物理対策で確定採用。黒バドザシアンを相手にする時、黒バドに引かれたら何もできないのが気になりがんせきふうじを入れてみたが諸説。ジガルデの相手をしやすくなるふきとばしで良いような気もする。

ザシアン受けをしてもらうのだが、ワイボ読みではね→アッキ発動から入るか剣舞読みでてっぺきから入るか悩ましいことも多い。
一度この枠をサンダーに変更してみたことがあるのだが、てっぺきガン積みからのボディプレスの快感が忘れられず戻ってきてしまった。

視聴者さんに相棒枠だと思われていてちょっと笑ってしまったことがある。

ランターン@オボンの実
穏やか ちょすい
223(180)-x-78-106(76)-140(252)-87
かみなり/ねっとう/でんじは/ボルトチェンジ

D:カイオーガ意識で極振り
C:耐久無振りチョッキカイオーガをかみなりで乱数3発
H:余り

最終日前日にTwitterのフォロワーのルルさん(レシラムゼルネ使い)から教えていただいたカイオーガ対策枠。
ルルさんの構築記事はこちら↓
【SWSH】小雪レシゼルネfinale【最終944位 R1809】

教えて頂いた型はチョッキだったが、レシラムがチョッキを持っているのでオボンで代用した。
この枠はカイオーガ対策枠で、今期はヌオー、トリトドン、エレザードと試してきたがどれも一長一短で勝率がイマイチ芳しくなかった。

そんな時に教えていただいたのが貯水ランターンだった。試してみると確かにどの型のカイオーガにも強かった。

前述のポケモン達では冷凍ビームが一貫しており、どのポケモンも耐久ベースなので試行回数を増やされて氷付けにされることもあったが、ランターンは氷技が半減なので瞑想オーガ以外には冷Bを押されることがなく、事故がなくなった。
代わりにかみなりを連打されることが増えるが、ランターンは電気タイプなのでかみなりによる麻痺を引くことがなく麻痺耐性があるのは安心できた。

技は対オーガのメインウェポンになるかみなりは確定、オーガの後ろのポケモンに引かれることも多いのでボルトチェンジを採用、チョッキではないので潰しの効くでんじはを採用。水技はねっとうとなみのりのどちらが良いのか試す時間がなかったが、でんじはを入れるならなみのりで良かったと思う。

雨のおかげでこちら側がかみなりを連打することができるので、瞑想オーガにも強く出ることができ、拾える試合がぐんと増えた。ランターンが入ることでこの構築は完成されたと思う。

エースバーン@きあいのタスキ
陽気 リベロ
156(4)-168(252)-95-x-95-188(252)
かえんボール/とびひざげり/カウンター/ふいうち

A:火力が欲しいので極振り
S:遅いザシアンを抜きたい願望で最速

実はS32からこの枠にいるウサギちゃん。
レシラムのダイバーンで晴らしてからのエスバでかえんボールで炎技集中という流れで様々なポケモンを葬ってきた。黒バドザシアンやイベザシに対して晴れかえんボールが安定択になることが多かった。

技はかえんボールは確定として、バンギや炎タイプ等に通るとびひざげりも採用。カウンターはザシアンや、やや重めなゼクロム意識で採用、ふいうちは黒バド意識で採用。

この枠は黒バドザシに対して繰り出したい枠で、ミミッキュ、メタモンと使ってきたが、エースバーンが一番安定するように思った。
黒バドザシに対してはエスバの晴れ火炎ボール(カウンター)&ふいうちという技構成が一番勝率が良かったように思う。

黒バドは簡単にふいうちを通してくれないので、黒バド対面は一旦裏のポケモンに通る技を押すのが正解。なので黒バド相手に膝を撃つこともしばしばあったし、それで失敗したことはなかった。

また、ザシアン対面でカウンター読みでせっかから入られることはなかったので、カウンターは臆せず押して良さそうだった。

◆選出傾向◆

VS黒バド&ザシアン
→初手レシラム、エアームド、エースバーン(確定)

VSカイオーガ&ザシアン
→初手レシラム、ランターン、エアームド(確定)

VSイベルタル&ザシアン
→初手レシラム、エアームド、エースバーン

VSザシアンや黒バド、カイオーガ(スカーフ)等の素早い禁伝がいない構築
→初手エーフィ、ゼルネアス、レシラム or エアームド or エースバーン

VSオーロンゲ&日食ネクロズマ&ゼルネアス
→初手ゼルネアスでジオコン、エアームド、エースバーン

◆苦手なポケモン◆

▸ホウオウ
苦手。レシラムのダイロック(エッジ)をどう当てるか考えるゲームになる。
もしかしたらランターンを絡めた面白い戦術があるかもしれないが、最終日に試す時間はなかった。

▸白バドレックス(+トリルミミッキュ)
炎技集中で勝てるかと思いきや上手くいかないことが多かった。
白バド固すぎて泣ける。

▸ヒードラン
相変わらずどうしようもない。エスバの膝をいかに当てるゲームになるが基本的に辛い。
でもヒードラン自体環境にいないので切っていた。

◆結果◆

TNマキノ 最終762位(R1817)
最高はR189Xだったので19上がれなかったのはとっても悔しい!!
悔しすぎて一週間くらい引きずってしまった!!強くなりたい!!!

◆雑感◆

構築の並びとしてはとても個性を出すことができ、全体的に可愛い(かっこいい)ポケモンを並べることができたのはとても満足しています。これで19達成できていれば何も言う事はなかったのですが……。

私が追い求めてきたレシラムゼルネの構築(マキノパ)はこれが結論なのかなと思っています。
もっと早くランターンに気付いていればもうちょっと上にいけたかもしれないと思うと悔しいです。

禁伝2体環境は7ヶ月もあり、初めこそ嫌だ嫌だと言っていましたが、レシラムと出会うことができたり、エーフィもギリギリ使うことができたりと嬉しいこともいっぱいありました。

他の構築も試してみましたが、やっぱりビジュアルが好きなレシラムゼルネを極めるのが一番楽しかったです。

◆リンク◆

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過去の構築記事

過去の構築記事(剣盾S31以前)はFANBOXに掲載しています。

【S31シングル最終305位】続・嫁と勝利のシシ神様と真紅眼白竜

【S30シングル最終480位】嫁と勝利のシシ神様と紅眼白竜

【S27シングル最終952位】嫁と撒菱ゼルネクロ

【S26シングル最終913位】嫁と壁色ゼルネと変わり者達

【S23シングル最終526位(レート1905)】嫁と壁色ゼルネと受け蝶々