【ポケモンSV】S9シングル最終899位(レート1917)壁張って積んで殴るデカヌラオスガモス

◆はじめに◆

ポケモンのランクマばかり配信しているVtuberの紫代マキノです。

イラスト:ピヨリリィさん

自分の構築の反省をしたいと思い、構築記事を書きました。良かったらお付き合い下さい。

◆使用構築◆

◆構築経緯◆

シーズン序盤に前期18位の方の壁構築

【SVシングルシーズン8】壁レジエレキ入りマルチ展開【最終18位】

を使ってみたところ、剣舞ウーラオスの感触がとても良かったのでこの構築をベースにしたいと思った。

最初は雑にサーフゴーのところを残飯HBエーフィに置き換えて使っていたが、エーフィに置き換えても役割は遂行できていると思ったのでエーフィはこの型でいくことにした。

構築記事で相手のハバタクカミが重いと言われており、実際に使ってみても重かったため、構築のハバタクカミの枠をウルガモスに変更した。これによりハバカミには有利に立ち回れるようになった。

シーズン終盤、すっかりレジエレキ=壁のイメージがついている気がしており、壁に合わせて舞われたり、爆発に合わせてゴーストを出されたりすることが増えた。そのためレジエレキ以外の壁要員を探したところ、デカヌチャンが壁を張れてでんじはもできる、ついでにステロも撒けるということが分かり採用に至った。

残りのテラ草パオジアン鉢巻カイリューはそのまま続投したが、シーズン終了9時間前にカイリューの型を変更した(使い慣れているテラ飛行型にした)。

→構築が完成。

◆構築のコンセプト◆

デカヌチャンで壁を張る他のサポートをした後、積みポケ(ウーラオス、ウルガモス、エーフィ)で積み、全抜きするのを目標とする。

◆個別紹介◆

※起点作成→積みポケ→その他の順に紹介します。

デカヌチャン@ひかりのねんど
テラスタイプ:水
図太い かたやぶり
192(252)-x-107(4+)-90-125-146(252)
リフレクター/ひかりのかべ/ステルスロック/でんじは

H:両壁が張れるよう極振り
S:最速以外のウーラオスあたりを抜けるよう最速

見破られにくい壁張り要員。

攻撃力の高い地面や炎タイプが相手にいない or 初手に来ない読みができれば積極的に初手を務めてもらう。
相手にそれらのポケモンがいた場合でも、2番手に控えさせてウーラオスやウルガモス、エーフィで積むというプレイングも最終日の後半ではできるようになり、それが刺さることも多々あった。

相手の初手がウーラオスなら麻痺を撒きたい、カイリューやイダイトウがいたらステロを撒きたいという理由でノーウェポンになってしまった。
それだけにできるだけノーウェポンだと悟られないように動く必要がある(積みの起点になってしまう)。

元々参考にした構築がレジエレキで壁を張る積み構築だったのだが、このレギュレーションのレジエレキ=壁というのが当たり前になっていてメタられていると感じ、別の壁要員を探した結果デカヌとなった。

初手イーユイとかち合ったらテラスを切ることもあるかなと思い最終的に水テラスにしたが、使う機会はなかった。

選出率1位。

水ウーラオス@パンチグローブ
テラスタイプ:毒
意地っ張り ふかしのこぶし
191(124)-198(236+)-120-x-80-136(148)
すいりゅうれんだ/ドレインパンチ/つるぎのまい/アクアジェット

S:サーフゴー意識で最速70族(キノガッサ)抜き
H:191調整
A:あまり(11n)

壁からの剣舞で無双できるかもしれないエース。
剣舞さえ積めてしまえはこちらのものだった。積めた時の制圧感はとても気持ちいい。

サーフゴー意識でSを最速キノガッサ抜きまで振ったが、増えていた10万ボルト持ちに関しては多分あまり役に立っていないのでSを振るならサーフゴー抜きまで振るか、いっそ最速にしてしまった方がいいと思った。

対フェアリー意識の毒テラスだったが、最終日はエスパー技が至るところから飛んできたり、ハバカミは読んでシャドボを撃ってきたり、剣舞アクジェでギリギリでハバカミが落ちなかったりしたので、水テラスにした方が良かったなとシーズンが終わってから反省した(夢中で潜っている時は中々気付けないものですね)。

カイリュー相手でも連打でゴリ押していたが、終盤はHB電磁波型が増えていて萎えていた。

有象無象には強いポケモンだったが、終盤のメタをかい潜るのは中々難しいものもあるポケモンでもあった。

選出率3位。

ウルガモス@オボンのみ
テラスタイプ:フェアリー
図太い ほのおのからだ
180(156)-x-128(252+)-155-125-133(100)
ほのおのまい/テラバースト/あさのひざし/ちょうのまい
S:準速80族(カイリュー)抜き
B:少しでも物理耐久を上げたいので特化
H:あまりで偶数(ステロでオボン発動するため)

この構築のMVP。壁蝶舞がシンプルに強い。

ウーラオス、パオジアン、カイリュー、エーフィとハバカミに隙を見せる構築のため、ウルガモスはよく刺さっていた。

テラスはカイリューとウーラオス意識でフェアリー。デカヌ、ウーラオス、ウルガモスと選出するとカイリューを倒せるのがテラフェアリーになりがち。

ただ、テラスを切ると本来有利なハッサムに弱くなってしまうので、ハッサム入り構築相手にはよく考えなくてはならない。

カイリューに抜群のテラスを考えるとハッサムに不利なタイプばかりで、いっそドラゴンにしてやろうかとか考えてしまった(しなかった)。

選出率2位。

エーフィ@たべのこし
テラスタイプ:フェアリー
図太い マジックミラー
169(228)-x-123(252+)-151(4)-116(4)-133(20)
サイコショック/マジカルシャイン/あさのひざし/めいそう

S:準速80族(カイリュー)抜き
B:少しでも物理耐久を上げたいので特化
H:残りで奇数
CD:あまり

嫁枠。今回はHB残飯瞑想型。

相手に受けの毒タイプやテツノツツミ(アンコール要員)がいたら選出を考える。全然見かけなかったが、ついでに受けループも対応してもらう。

選出したらほぼこの子にテラスを切ることになる。でないと悪技が無限に飛んでくるので辛い。

サイコショックとテラスマジシャで擬似両刀をしてもらう。

HBに振ることで物理相手でもやんわり対応できる。エーフィをHBにしても弱いのでは?とか言う人はHBハバカミが成立していることを思い出して欲しい。

吹き飛ばしもアンコールも効かない積みポケが弱いわけがないのだ。

サーフゴーでいいのでは?という声は一致サイコショックが撃てるとか、どくびしやステロを跳ね返せるとか、瞑想でDも積めるとか、努力値を割かなくてもそこそこ速いとか、マイナー故に定期的に補助技が飛んでくるとかそういう点でなんとか……。

壁+最低限の物理耐久のおかげで選出機会が過去一高かった。受けループだけでなく、毒タイプやツツミを見かけたら出せるというのは大きかった。嫁が活躍する様子がよく見れるというのはとても楽しく、モチベーションに繋がった。

選出率5位。

パオジアン@きあいのタスキ
テラスタイプ:草
意地っ張り わざわいのつるぎ
155-187(236+)-111(84)-x-85-179(188)
つららおとし/カタストロフィ/テラバースト/かみくだく

調整意図はこちらの記事を参照
ポケモンSV シングル シーズン6 パオラッシャイーユイ最終19位 – 有利対面ロクブラの法則

ヘイラッシャ入りや、デカヌが初手に出せない(火力の高い地面・炎入り)時に初手を務めてもらう。

ヘイラッシャ入りの構築には初手カタストロフィから入り、相手がヘイラッシャに交換してきたら草テラバで葬る、という戦術なのだが、シーズン中盤までは刺さっていたものの、最終日はヘイラッシャ自体が少なく、使用感はイマイチだった。

構築がイーユイに重いのでかみくだくではなく聖剣の方がいいのかな、と思っているうちにシーズンが終わってしまった。

サーフゴーを見るためのかみくだくだったが、確かにサーフゴーを見ることはできたがイーユイの方が初手でかち合うことが多かったので聖剣が正解な気がする。

選出率4位。

カイリュー@ラムのみ
テラスタイプ:飛行
意地っ張り マルチスケイル
191(196)-202(236+)-115-x-120-110(76)
テラバースト/じしん/けたぐり/アクアジェット

H:191調整
S:4振りウォッシュロトム抜き抜き抜き(遅いサーフゴー意識)
A:残り

諸説枠。

元々鉢巻カイリューがスイープ役として入っていたが、全構築にハバカミが入っている現状で鉢巻神速・逆鱗を押さなくてはならないという怖さ故に全然選出できず変更になった。

この枠はヘイラッシャをある程度見れるようにすればいいんだし、もういっそ使い慣れたラム飛行テラバ型でいいんじゃないかと9月1日の0時に投入した。

この構築はあまりカイリューを出さないので戦闘数は少なかったが、目論見通りの動きはしてくれた。ただ、鉢巻型よりは自分にとっては使いやすかったが、この型じゃない方がいいのは明白だったので反省点しかない。

この枠のカイリューはヘイラッシャとイーユイに強い型なら構築に馴染むと思う。

選出率6位。

◆選出パターン◆

基本選出
デカヌチャン+ウーラオス+ウルガモス
デカヌで壁やでんじは→ウーラオス or ウルガモスで積むスタンダードな選出。
可能ならこの選出をしたい。

火力の高い地面 or 炎タイプがいる時
パオジアン+ウーラオス+ウルガモス
もしくは
パオジアン+デカヌチャン+ウーラオス or ウルガモス
パオジアンを初手に置いてカタストロフィで様子見した後、ウーラオスやウルガモスで舞う。

受けの毒タイプやテツノツツミがいる時
デカヌチャン+エーフィ+ウーラオス or ウルガモス
デカヌで壁やでんじは→エーフィに繋いで瞑想して全抜きを狙う。

ヘイラッシャ入り
パオジアン+カイリュー+ウーラオス or ウルガモス
カタストロフィから入り、相手がヘイラッシャに交換してきたら草テラバーストをする。
ヘイラッシャが来なかった場合は裏のカイリューでヘイラッシャを突破できるように頑張る。

◆苦手なポケモン◆

イーユイ
初手に出てこられるととても辛い。
ウーラオスが有利にも見えるが、最終日は全イーユイがサイキネを持っていたので涙した。

ふきとばしディンルー
ウーラオスやウルガモスでは積む隙がないので辛い。

◆結果◆

TNマキあーじゅ 最終899位(レート1917)

◆雑感◆

最終3桁は死守できたので自分の中の最低限の目標はクリアできたのですが、もう一度レート2000を達成したいという気持ちも大きいのでちょっと残念です。

でもエーフィをこんなに使える(毒タイプやツツミがいれば選出を検討できる)構築は組めたことがなかったので、記事に残しておこうと思い今回書き残させていただいた次第です。

いつもエーフィには受けループを任せていましたが、今期は物凄く減っていたので今の型に辿り着かなければ役割がなくなるところだったので危なかったです。おかげで私はまだポケモンを続けられそうです。

記事を書いていて反省点が沢山出てきたので、これを機にもっと強くなりたいと思います!

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